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増田side



「・・・たかひさ?」


増「どうした?辛い?

帰る?」


「ん・・・」


増「ごめんね、辛かったね

もっと早く(名前)のこと見つけてたら・・・」


「・・・たかひさは・・・わるくないよ・・・」


増「・・・熱上がってきちゃったね」


先生に帰らせて貰えるように伝えると、保護者かどうか確認できるものはないかと言われた


まあ確かに、歳は16歳しか差はないし、父親には見えないよね笑


何かないかなぁ・・・


・・・あ!(名前)の保険証!


(名前)はすぐ体調をくずすから、毎日持ち歩いてるんだよね


ちなみに、手越と小山とシゲにも渡してある


代わりに病院に連れてってもらうこともあるからね笑


保険証をみせると、先生は帰る許可を出してくれて、俺らは学校を出た


車につき、後ろに(名前)を寝かせる


増「さ、急いで帰ろ」


正直、(名前)が体調を崩した時は、シゲを呼ぶのがいつものお決まり


俺何も作れないからさ・・・


いつものご飯は(名前)が作ってくれちゃってるしね



今日シゲいるかなぁ


運転しながらじゃ、メールできないので、スピーカーにしてシゲに電話をかけた


加「もしもし」


増「あ、シゲー?
今日あいてるー?」


加「んー?あ、7時からなら」


増「来てもらってもいい?」


加「あー、いつものね
もちろん」


毎回毎回悪いなあとは思うんだけど、3人ともお兄ちゃんみたいに(名前)のことを可愛がってくれるからね


増「いつもごめんね、ありがとう」


加「全然
じゃ、7時ごろね」


増「はーい」



・・・・・・



「・・・っ、はぁっ・・・たか・・・」


増「どうした??」


「ちょっと、酔っちゃった・・・」


いそいで車をよせて止める


・・・と、目に入ったのは金髪


手越じゃん


手越は丁度、車の横を通り過ぎていった


・・・あ、飲み物買ってきてもらおう


車を降りて手越を追いかける


増「手越っ!!」


手「ん?・・・うわぁっ!

・・・まっすー!?」


振り返ると、手越は俺に驚いた笑


増「今、大丈夫?」


手「うん、少しなら」


増「あのさ、スポドリみたいなの二本くらい買ってきてくれない?」


手「いいけど、なんかあったの?」


増「いや、(名前)が熱出してさ、学校早退してきたんだけど酔っちゃったらしくて」


手「おっけーおっけー

車どこ?」


増「ん?あそこ!
じゃ、ごめん、よろしく」

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作成日時:2017年5月23日 15時

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