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小瀧side



望「熱はかったん?」



俺が聞けば、フルフルと首を横に振る慶ちゃん



望「温度計ある?」



慶「ん…そこのタンス…」



温度計をとって、慶ちゃんの脇に挟む



ピピピピッ ピピピピッ



見ると




望「37.9!」



慶「ぅ…のんちゃ…頭に響くから…」



顔をしかめる慶ちゃん



望「あぁ、ごめんな?薬ある?お昼食べた?」



慶「薬は…前もらったのあるゴホッゴホッ…まだ食べてない………」



望「そか…今作って来るから、寝とき?」



慶「ぅん…ごめん……ゴホッ」



望「病人やねんから看病したげなあかんやろ?謝らんといてや」



慶「ん…」



望「ほな、おやすみ」



慶「おやすみなさい…」



軽く頭を撫でてから行く



はぁー…




望「かわいい!」



不謹慎やけど、かわええ!



めっちゃ弱々しいねん



それに、目は潤んでるし、顔赤いし、ベッド入って掛け布団ぎゅって握ってるし、かーわーいーいー



はい、ごめんなさい



とっととお粥作って来ますか



タオルもいるやろ?薬と…一応袋持ってこか

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作者名:神山たかひろ | 作成日時:2020年3月23日 18時

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