12才差 望×慶 ページ3
慶一郎side
あーーーーー
慶「だる…」
どうやら、風邪を引いてしまったようで
どーしよ…
のんちゃんとデートの日なのに…
すでに、待ち合わせ10分前
のんちゃんのことだし、多分もう来てる
ラインかな…
慶一郎
『ごめん。用出来たから、今日行けない』
マーク付いた。途端
プルルルルルル プルルルルルル
電話
出ないのも変か…
咳、我慢しなきゃ…
ガチャ
望「もしもし！？」
う…響く…
慶「もしもし…」
望「どしたん！？なんの用！？」
慶「………仕事…」
望「何今の間！」
慶「急に入っちゃったの…ごめんね？…」
望「…？」
慶「…切るよ？」
って言ったら、のんちゃんから切られた
変なの…
それからすぐ
ピンポーン
望「慶ちゃん？入るでー！」
玄関のドアの開く音
げ…
望「大丈夫！？」
声と一緒に開かれる部屋のドア
望「ったく…やっぱり風邪引いてるー…」
慶「もー…なんで来ちゃうの…ｺﾎｯｺﾎｯ」
ゆっくりと体を起こす
望「あーあーあーあー！寝てなさい！」
慶「帰って…うつしたくない…」
望「んなこと言っても、一人じゃやること限られるやろ。悪化したらどないすんねん。俺が看病する」
慶「悪いってば…」
望「……俺、そんなに頼りないん…？」
しゅんと眉を下げて言うのんちゃん
そんな顔しないでよ…
慶「そういう訳じゃ…」
望「じゃ、看病さして？」
うぅ…
慶「お願い、します…」
望「任せとき！」
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作者名：神山たかひろ | 作成日時：2020年3月23日 18時
