おさななじみのいもうとちゃん。(橙)

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俺の幼馴染の妹ちゃんがホンマに可愛い。



ある日突然あっくんってどんな人がタイプなの？って、

まだ小学生のあいつに高校生の俺が答えたのは、

髪の毛が長い人、だった。




崇｢なぁ照史ぉ、最近Aが俺に

『お兄ちゃん、どうしたら髪の毛早く伸びるかなぁ？』

ってめっちゃ聞いてくるんやけどなんやと思う？｣

照｢……さぁ？憧れの女優さんとかが髪長いんちゃう？｣






崇裕はちょっとアホやからふーんとだけ答えてたけど、

もしかして俺の影響かなと

違和感を感じ始めたのがこの頃。






それまでも子供の頃から好き好き〜とは

言うてくれてたけど

子供の好きなんてハンバーグが好き〜と変わらへん。






けど、初めて彼女ができたときも

偶然学校から帰ってきたAと鉢合わせて






照｢あ！A、この人俺の彼女の神山智子ちゃん。｣

智｢初めまして。｣

『は、はじめまして……』





って紹介した翌日には






崇｢なぁ照史ぉ、昨日Aが

『あっくん嘘ついてた！

彼女さんショートカットやった！！』

ってなんかずっと怒っててんけど。(笑)｣






って崇裕から言われる、

これによって俺は少しずつ確信に変わっていった。





あー、多分この子俺のこと好きやろなって。(笑)

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