WEST。8

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智「涙まで流して、そんな怖い夢見たん？」

『……ふぇ、怖かった〜〜〜(泣)』







智くんに抱きつけばよしよし、

なんて言いながら優しく背中を撫でてくれる。









淳「……あれ、どーしたん？」

智「わからんけどなんか夢見たみたい。」

淳「Aちゃん、淳太くんとお話しよか。」








こくって頷けば優しく微笑んでくれる淳太くん、

なんか安心する。










淳「どんな夢見たんか言える？」

『うん、あの、なんか……』










そう言い出そうとすれば

ぞろぞろと集まってくるメンバーは

泣いてる私を見てぎょっとしてる。









流「え、どーしたん。」

望「俺のAちゃんが泣いてる！！」

大「じゅ、淳太が泣かせたんかぁ！！(笑)」

淳「ちゃうわ！今話そうとしてるから。(笑)」








ね？って頭撫でてくれる淳太くんに

またひとつ安心をして、夢で見た事を話す。









照「なぁ！！そんなことぉ？！」

『……そんなことでも怖かってんもん。』

照「見てみ、ほら。」









そうあっくんが言うからみんなを見れば、










照「俺らおるよ、ここに、どこにも行かへん、

絶対手放さへん、約束する。」

大「おら！もう泣くのは終わり！笑え！な！｣









乱雑に頭撫でてにかって眩しすぎる顔で

笑ってくるからこちらも自然と釣られて笑顔になる。









『……ふふ。(笑)』

大「ん、やっぱそっちのがええわ。」

望「プリン食べる？あーんする？」

淳「いやそれ俺が買ってきたやつ！(笑)」










食べる、と言って小瀧からプリン奪えば、

まぁええわ、なんて笑って許してくれる淳太くん。










崇「にしてもまだ可愛ええとこあるんやな。(笑)」

照「でもそれだけ愛されてるってことちゃう？」

崇「それならめっちゃ嬉しいなぁ。」

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