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#28 ページ36

今日はクリスマス、

大光がいない隙を狙ったはずなのに……







『……このくそ寒い中、外にまだいやがるあいつ。』








朝起きたときから隣の家に住む大光は

家の前でずっと携帯をいじって待っている。







玄関というものは大抵1つしかないもので、

そこを出ないと外に出ることなんてできず、、

しかし刻一刻と約束の時間に近づいている。








『ん〜〜〜〜……!!もう仕方ない!!』








思い切って扉を開ければ固まる大光。









「……は?」

『どいて!邪魔!!』

「……ほんと無理。」









その声は私には届かないくらい小さなもので、

は?と聞き返せば腕をひかれて大光の胸におさめられる。









『ちょ、あんたのせいで遅刻しちゃう……!』

「すればいいじゃん。」

『そんなわけには……』

「遅刻してよ、約束もなかったことにしてよ。」

『無茶を言わないで。』

「そんな可愛いかっこ、俺以外に見せるつもり?」









クリスマスという日が彼をこうさせるのか、

もはやこれが素直というのかもわからないけど、

普段の大光からは想像できない言葉ばかり出てくる。

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設定タグ:7MEN侍 , 佐々木大光   
作品ジャンル:恋愛
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おと - 続き、楽しみにしてます!! (2021年8月26日 8時) (レス) id: 66df3375b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴゆ | 作成日時:2021年8月18日 0時

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