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#11 ページ13

『うっわぁ、平野くんかっこいい。』

「……はぁ、お前さぁ。」

『なに。』

「あの人も好き、この人も好きって、、

一途に1人を応援したりとかできないわけ?」






リアルに好きなのは大光だけだよ、

なんて言えたらいいのに、、そんな言葉は飲み込んで







『仕方ないじゃん、

ジャニーズがカッコよすぎるんだよ。』






と答える。







「まぁ、俺とかね。」

『……健人くんでしょ、平野くんでしょ、

廉くんも山田くんも亀梨くんもいい顔してるよね〜』

「あと俺とかね!!!」

『……さて、もうこんな時間か。』

「まだ3時だよ。」

『もう帰った方がいいんじゃない?』

「まだ3時だよ。」

『ほら、おばさん心配するし、うん。』

「まだ3時だよ。」

『そんなに私といたいわけ?』






きっしょ、なんて返事が返ってくると思ってたのに






「……だったら?」

『え?』

「もし、俺がそうだって言ったら、

お前はなんて言う?」








なのにまさかそんな返事がくるなんて

思ってもなかった。







「……お前の中で俺ってどういう存在なの?」








まっすぐで、

でも少し不安気に聞く大光の目は

そらせないものがあって、声も出なかった。







「ははっ、ごめん、困らせるようなことして。」








俺やっぱ帰るわ、

大光はそう言って

カバンを持って出ていってしまった。

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設定タグ:7MEN侍 , 佐々木大光   
作品ジャンル:恋愛
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おと - 続き、楽しみにしてます!! (2021年8月26日 8時) (レス) id: 66df3375b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴゆ | 作成日時:2021年8月18日 0時

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