少年忍者Ⅳ (ページ1)

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ドラマ班④ ページ1

__sota side__

『颯太寂しかった？』

颯｢別に。｣

文豪少年も無事にクランクアップし、少しだけ久しぶりにメンバーと会えば一目散に俺のとこにきたA、珍しいこともあるんだなと思ってればこんなことを言われた。

『えー？絶対嘘だよね？』

颯｢全然、むしろ俺は湧とかに会いたかった。｣

まぁ電話してたけど、と付け足せば『私のとこに電話来てない！』なんて騒ぎ出す。

颯｢かけてないもん。｣

『なんで？そたくん私の事嫌い？』

颯｢…………。｣

嫌い、そんなわけが無い、むしろ大好き過ぎてこの距離感に困ってるくらいなのに、でも素直に好きなんて言うのも俺らしくない、なんて答えるのが正解かわかんなくて黙ってしまう。

『……私は、そたくんに会えなくて寂しかったよ？』

颯｢へ？｣

『なんて言うかばーか！！』

そう言ってあじたちの方に行くAの顔は真っ赤だから本心だろうなぁと思ったらさらに好きが増して心臓止まりそうです。

黒｢あれ？うちむ顔真っ赤だけどどーした？｣

颯｢赤くないし。｣

黒｢いや、赤いけど。(笑)｣