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〇 ページ34
「A！！！」
必死に走って探し回ってやっと見つけた彼女の姿。
昔から見てるだけあって直ぐに見つけられた。
作「あ、高橋くん。」
『……なに。』
……作間も一緒だったけど。
なんでか知らないけどギューしてるんだけど。
「俺、やっぱ無理だわ。」
Aが俺以外の男と話してんのも
Aがこれから先、俺以外の男と付き合うのも
Aがこれから先、俺の隣にいないことも
全部全部無理だ。
でもそれを伝えなかったから
作間の胸にさらに顔をうずめるA。
ねぇ、それにすら嫉妬してる俺のことは嫌いかな。
でもそれくらいにAが好きだからさ。
「ねぇ、やだ、
Aが、俺以外の男とそんな風にしてるの。」
そう言ってAの細くて白い腕を掴む。
驚いたような顔をしてるAは、やっぱ可愛い。
「俺、Aが好きだからさ。」
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作者名：ひとみ
| 作成日時：2019年8月28日 20時
