ヘタレの恋。(白) (ページ24)

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龍「そっか。

ごめんね、俺まで誘ってもらって。」

『ううん、龍斗くんと皆でお出かけ、嬉しい！』

作間の腕を両手で引っ張ってる。

拗ねてる俺に気づいたみずっくんの

「行こっか。」の声で

みんなが俺の車に乗り込む。

瑞「やっぱ車あるって楽だわ～。」

『あ、お兄ちゃんダメ、ここ私の特等席なの。』

そう言って助手席に乗り込むA。

……ダメだ、頬の緩みを抑えられない。

涼「ミラー越しにしかみえてないけど、

優斗キモイ。」

助手席にAを乗せて

後ろではみずっくんが「狭い」とうるさいけど

そのまま出発。

瑞「てゆーか、いつからそこ特等席なの。(笑)」

『いいじゃん、

こっからみる優斗くんカッコイイんだもん。』

あーーーーーーーーー！！！！

もうほんとになんなのっ！！！

可愛さで俺を殺す気なの？！！

涼「……優斗～、安全運転でお願いしまーす。」

「わかってるよ、はしもっちゃん。(笑)」

瑞「じゃあ、その顔なんとかしてくんない？(笑)」

大きな声で無理！！と叫べば

うるさいとみずっくんに怒られる。