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〇 ページ21
『優斗くん、朝だよ、起きて。』
朝、好きな子の声で起こされるのも悪くない。
なんて思い手を引いて
布団の中に彼女を引き寄せてみたりした。
瑞「……おい、なにやってんだよ、俺だよ。」
「……うぇ？！みずっくんじゃん！！！」
さすが双子なだけあって
みずっくんの裏声がAの声に似ていた。
瑞「お前、それAにしたら俺キレるからな。」
「はい、もう二度としません、お兄さま。」
はしもっちゃんがご飯を作ってくれたらしく
みずっくんと一緒に階段を降りる。
『あ、優斗くん、おはよ〜』
「うん、おはよう。」
朝から好きな子がエプロンをしてご飯を運ぶ姿。
マジで可愛い、朝から可愛いわ。(笑)
『涼くん、ご飯ありがと！』
涼「Aも手伝ってくれてありがと、助かった。」
幸いなことに今日は土曜日。
大学もなく比較的皆ゆっくりしている。
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作者名：ひとみ
| 作成日時：2019年8月28日 20時
