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〇 ページ12
『あ、龍斗くんからだ。』
瑞「もう下の名前で読んでるの？」
『うん、仲良しでしょ。(笑)』
龍斗くんの言葉に反応して
なぜかその場で足が止まる。
瑞「……優斗？(笑)
家ここでしょ、入らないの？(笑)」
俺の気持ちを知ってるみずっくんは
ニヤニヤして俺の事を見る。(2回目。)
「……帰れるわけないじゃん。」
作間ってやつとどんな話してるか気になるし。
てか、こんなタイミングで電話かけるかな、普通。
『どうしよ、お兄ちゃん……』
瑞「ん？作間なんて？」
『夜ご飯、一緒に食べない？って。』
瑞「いいじゃん、行ってきなよ。」
『でも涼くんご飯作ってるし……』
瑞「優斗連れてくから大丈夫、行ってきな。」
「は？！いや俺、は？！」
瑞「優斗、行くよな？」
って聞くみずっくんの顔が怖くて
断れなかったのは言うまでもないだろう。
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作者名：ひとみ
| 作成日時：2019年8月28日 20時
