興味無い。(青)

☆彡 ページ19

「ん、うま。」

『よかった、まだ食べれそ？』

「食べる。」




すると流くんは私から箸を奪い取って




「食われへんなら俺が食わしたる。」

「嫌や、流星やなくてAがええ。」




……あれ、この2人もっと仲良かったよ、ね？




『いいよ流くん、私やるよ？』

「そんなん俺が許さん。」




いや、なんの許可よ、それ。

すると流くんは私にこう尋ねた。




「……A、しげのことが好きなん？」





『……え？』

「しげのこと好きやからあーんってしたいん？」




いや、私が好きなのはどんなに最低なことされても

初めて会った時からあなたですけど。




『だ、大ちゃんのことは、好きだよ？

でもそれは「そっか、なら俺帰るわ。」





「邪魔してごめんな。」って

流くんは帰って行った。




『大ちゃん、なにがあったの？』

「……なんで黙ってたん？」




ベッドから上目遣いで見つめてくる大ちゃん。

『なんのこと？』と聞けば

「キス。」と返ってきた。

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