◇ ページ30
卒業式。
入場曲に合わせて入場し、
各自決められた席に座る。
「卒業証書授与」
その教頭先生の言葉のあと、
1組から順番に名前が呼ばれ
「3組、有岡大貴。」
「はい。」
淳太くんが順番に名前を読み上げていく。
「神山智子」
「はい。」
「重岡大毅」
「はい。」
「�霤帖�A」
『…はい。』
私は直ぐにはいと返せなかった。
だって私を見る淳太くんが
とても切なそうな悲しそうな顔をしていたから。
それは私を一生徒として見てるの？
それとも…違う？
私はわからない頭を振り切って
先生達の長いお話にも耐えた。
藤子と智子とこれでもかと言うくらい
抱き合って泣いて
小瀧くんともメッセージ交換して…
あとは淳太くんだけ。
お母さんも帰ろうかって言ったけど
しげが
「あー、俺部活にちょっと顔出さなあかんので
こいつ、俺が送って行きますわ！」
と言ってくれた。
お母さんもしげなら…
ということで先に帰ってもらうことにした。
「…ダメやったら俺がおるから、
当たって砕けてこい。」
『うん、しげありがとう。』
しげに背中を押してもらって
淳太くんのいる教室に向かった。
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ひとみ(プロフ) - チリさん» そんな風に言っていただいてとても光栄です、ありがとうございます！！！ (2019年4月22日 12時) (
レス) id: 94aac9db02 (このIDを非表示/違反報告)
チリ - もうとってもキュンキュンしました。涙が止まらなくて、ホントびっくりしました。 (2019年4月22日 0時) (レス) id: 54cab3dab2 (このIDを非表示/違反報告)
ひとみ(プロフ) - あおりんごさん» ありがとうございます、他にも書いているので良ければご覧下さい！ (2019年3月7日 20時) (レス) id: 94aac9db02 (このIDを非表示/違反報告)
あおりんご - とってもきゅんきゅんしました！面白かったです！ (2019年3月7日 19時) (レス) id: b890d2b513 (このIDを非表示/違反報告)
ひとみ(プロフ) - みきさん» 初めまして、コメントありがとうございます！！キュンキュンしていただけて本当に嬉しいです、ありがとうございます！！ (2019年3月6日 15時) (レス) id: 94aac9db02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひとみ
| 作成日時：2019年3月2日 19時
