幼馴染み。(赤)

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風呂上がりのあいつはめちゃめちゃ可愛いねん。

ダボッとした服で濡れた髪で出てくるあいつは

ホンマに色っぽくて可愛い。

久しぶりに見たときは

ほんま心臓止まると思ったレベル。



やから誰にも見せたくないねん。

神ちゃんにも。

もちろん流星にも小瀧にも。



出てきたAを強制的にAの部屋に連れていき

Aの髪の毛を乾かす。

サラサラの髪の毛から漂うシャンプーのいい匂い。

…あかん、もうそろそろ俺ほんまもんの変態や。




ほしたら神ちゃんがノックしてきた。

俺は何故か咄嗟にAの口を手で塞いでて

その手から伝わる顔の小ささやモチモチの肌、

そして柔らかい唇にめちゃめちゃドキドキした。

しかも俺の胸の中で「なにしてんの？」と

言わんばかりの上目遣い。




…もう俺、Aのこと襲ってもいいですか。笑




神ちゃんがドアの前から離れたのを確認してから

手をどけると神ちゃんの後を追おうとするA。

今日いつもより2人でおる時間短かったからかな。




大「…もうちょっと、2人でおったらあかん？」




なんて柄でもないこと言ってまった。

ちょっと気まずそうなA。

そりゃそーやよな、

意識なんて微塵もしてない

幼なじみに言われても

はあ？ってなるよな。




でもごめん、今だけちょっと独り占めさせて。

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