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___green side___
今日もAちゃんを家まで迎えに行くんやけど
気が乗らない。
え?なんでかって?
そりゃ、家に行けば重おるやん。
もう俺不安で不安で…
ちゃんとご飯食べれてるんかな、とか
家事負担なってないかな、とか。
とりあえずいつもの時間に
Aちゃん家のインターホンを押そうとすると
中からギャーギャー聞こえる。
『ちょ、大毅くんそれとって!』
「あ?どれやねん!」
『ねぇ、髪の毛変じゃない?』
「…可愛いんちゃう?」
…俺もね、男なんすよ。
ヤキモチくらい妬くんですよ。
いつも重との絡みみててね
仲良しでさ、妬かないわけないやん。
流星に帰り送ってもらってるけど
それは変な男が近づかんよーにするためで
ほんまは俺が送りたいし。
のんちゃんとかもうスキンシップ激しいし…
あかんあかん、
Aちゃんの前でこんな顔で会われへん。
俺は心を落ち着かせて
インターホンを押す。
『あ!智くん来た!』
「マジで?!もうそんな時間?!」
『大毅くん先行くから鍵よろしくね〜』
「あ、ちょまてや!」
『智くん、おはよう。』
「Aちゃん、おはよ。」
『…智くん元気ない?』
「え、そんなことないで!」
『無理したらあかんよ。』
「ありがとう、心配かけてごめんな。」
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ひとみ(プロフ) - 赤よりの虹色ジャス民さん» ありがとうございます!!! (2019年8月14日 16時) (レス) id: 94aac9db02 (このIDを非表示/違反報告)
赤よりの虹色ジャス民 - 面白かったです!私は赤ジャス民なので、しげちゃんが出てきたのはとても嬉しかったです(≧∇≦) (2019年8月14日 16時) (レス) id: 8606aea29f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひとみ | 作成日時:2018年10月19日 21時