夜は星をながめておくれ２ T.M

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増田side







貴 ｢こんなあたしでよければ、よろしくお願いします｣







えっ…








貴 ｢え？｣








本当に？








貴 ｢本当に笑 ねぇ、思ったこと全部口に出てるよ笑｣








｢あっ……嘘じゃないよな？｣









貴 ｢なんでこの状況で嘘つかなきゃいけないの笑｣








動揺しまくる俺とちゃっかり冷静になってるA








今更どんどん嬉しさが込み上げてくる








いてもたってもいられなくて、Aを強く抱きしめた








貴 ｢わぁっ///｣








｢A…もう辛い思いさせないから。俺が幸せにするから…だからもう離れていかないでくれる？｣








貴 ｢…うん、もう離れない。大好きだよ貴久｣







ずっと見たかったAの笑顔







この笑顔をずっと守っていきたい。そう思った







貴 ｢ずっと会いたかった…やっと貴久の顔見れた…｣








｢俺も同じこと思ってた｣









貴 ｢…照れるね笑｣








あーもう愛おしくてたまらない









｢ねぇ、ちゅーしたい｣








貴 ｢ダメです｣








｢なんで｣








貴 ｢こんな道端でしたくないし、万が一撮られたら嫌だから｣









あーあ、いつものAに戻っちゃった(笑)







アイドルである俺のことをちゃんと気遣ってくれるところも大好きなところ







｢残念だなーー｣









貴 ｢…だから｣








｢ん？｣









貴 ｢うち来れば？今日なお帰ってこないし///｣









Aから誘ってくれるなんて珍しい…








｢ん、じゃあ行く｣








貴 ｢あ、でもタクシーは別ね！ほんとに万が一とかあるのあたし嫌だから！！｣









｢分かったよ笑｣









これだけ徹底してくれるのはきっとAだけなんだろうな(笑)









｢A｣









貴 ｢ん？｣








｢今日は、幸せな日にしてみせるから｣









｢1年に1度の魔法特別な日にね｣

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