銀魂2〜万事屋ここにあり〜

･ ページ33

貴方「これは…またも出没怪盗ふんどし仮面？」









近藤「最近巷を騒がしてる

コソ泥ですよAさん

その名の通り風体も異様な奴で

まっかな褌を頭にかぶりブリーフ一丁で

闇を駆けキレーな娘の下着ばかりを

かっさらいそれをモテない男達に

バラまくという妙な奴さ」









新八「なんですかソレ鼠小僧の変態バージョン？」









銀時「そーかこのパンツにはそーゆう意味が！

俺ァてっきりサンタさんのプレゼントかと…」









銀時はパンツを取り出してそう言った









貴方「あれそれって私のパンツ…」









新八「あんた下着ドロのせいにして

Aさんのパンツ取ってたろ！！」









近藤「フハハハハハ！

そりゃあお前モテない男と

見なされた証拠だよ哀れだな〜」









新八「銀さんは自分で取ったやつです

それに見えてるぞふところからモテない男の

勲章がこぼれ出てるぞ」









銀時「んでお妙の下着

かっぱらったのもコイツの仕業だと…」









銀時は近藤の懐から下着をとる









近藤「ああ今や江戸中の娘達が被害にあってる

しかし民衆特にモテない男になまじ人気があるため

同心連中もなかなか捕まえるのに

苦労しているようだ」









銀時「ケッただの変態のくせに

いっぱしの義賊気取りか

気にくわねー気にくわねーぜ

なんで俺にAの下着

くれねーんだァァァァァ！！」









新八「あんた最低だよ！！」









銀時は下着を引きちぎっている所をAはただただニコニコ笑っていた









そこで銀時たちは新八の家で作戦を結構した
作戦は至って単純囮用の下着を干し忍び込んできた所を叩くというものだ









新八「スイマセーン下着泥棒くらいで

ちょっと殺気立ち過ぎなんじゃないですか

っていうかアンタなんでいんの？」









近藤「細かいことは気にするな

新八君それよりコレを頼む！」









新八「何ですかコレ？」

･→←第二十八訓 ああやっぱり我が家が一番だわ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す