銀魂2〜万事屋ここにあり〜

･ ページ12

おっさん｢団子屋｢かんざし｣？

そんなもん知らねーな｣









貴方｢昔この辺りにあったらしいんです｣









おっさん｢ダメだ俺ァ三日以上前のことは

思い出せねェそれよりよォ銀時お前

たまってたツケ払ってけよ｣









銀時とA、神楽は団子を食べながらおっさんに話を聞く









銀時｢その｢かんざし｣で奉公してた彩乃って

娘を捜してんだ娘っつっても五十年も前の

話しだから今はバーサンだろーけどな｣









おじさん｢ダメだ俺ァ四十以上の女には

興味ねーからAちゃんにしか興味ねーから

それよりよォ銀時お前たまってたツケ払ってけよ｣









その頃新八はおじさんの話を聞いていた









おじさん｢またあの笑顔見たいだけなんだけどな…｣









新八はその言葉を聞くとふっと笑った









おじさん｢ぐはっ！！｣









新八｢おじーさん！！ちょっとォォ！！

せっ…先生ェェェ！！｣









銀時｢オーイさすがに無理だろコレ

五十年とたってんだ匂いなんか残ってるかよ｣









神楽｢わからないアルヨ彩乃さんもしかして

体臭キツかったかもしれないアル｣









銀時｢バカ別ぴんさんってのは理屈抜きで

いい匂いがするものなの現にAがそうだ

オイ定春！お前家戻って来てんじゃねーか！！

散歩気分かバカヤロー！！｣









定春はスナックお登勢のドアをバンバンと叩く









貴方｢もしかして…｣









お登勢｢なんだよ家賃払いに来たのかィ

お前こちとら夜の蝶だからよォ

昼間は活動停止してるっつったろ

来るなら夜来いボケ｣









銀時｢…いやいやこれはないよな｣









貴方･神楽｢ナイナイ｣









銀時｢彩乃ってツラじゃねーもんな｣









3人はアハハと笑いながら水に流そうとする









お登勢｢なんで私の本名しってんだィ？｣









銀時｢ウソつくんじゃねェェェババァ！！

おめーが彩乃のわけねーだろ！

百歩譲っても上に｢宇宙戦艦｣がつくよ！！｣

･→←第十一訓 べちゃべちゃした団子なんてなぁ団子じゃねぇバカヤロー

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す