銀魂2〜万事屋ここにあり〜

第九訓〜喧嘩はグーでやるべし ページ2

隊士「副長ォォォォ！！局長が女にフラれたうえ

女を賭けた決闘で汚い手使われ負けたって

ホントかァァ！！女にフラれるのは

いつものことだが喧嘩で負けたって

信じられねーよ！！銀髪の侍ってのは

何者なんだよ！！」









土方「会議中にやかましーんだよ

あの近藤さんが負けるわけねーだろが

誰だくだらねェ噂たれ流してんのは」









隊士「沖田隊長がスピーカーでふれ回ってたぜ！！」









沖田はお茶を飲みニヤッと笑った









沖田「俺は土方さんにききやした」









土方「コイツにしゃべった俺がバカだった…」









隊士「なんだよ結局アンタが火種じゃねェか！！

偉そうな顔してふざけんじゃないわよ！

って事は何？マジなのあの噂！？」









土方「うるせェェェぁぁ！！

会議中に私語した奴ァ切腹だ

俺が介錯してやる山崎…お前からだ」









土方は机を蹴り倒し刀を抜く









山崎「えええ！？俺…何もしゃべってな…」









土方「しゃべってんだろーが現在進行形で」









近藤「ウィースおおいつになく白熱した会議だな

よ〜しじゃあみんな今日も元気に

市中見廻りにいこうか

ん？どーしたの？」









土方「ハァ」









土方は登場してきた近藤にため息をついた









沖田「なんですって？斬る！？」









土方「ああ斬る」









沖田「件の白髪の侍ですかィ」









土方と沖田は街中に貼られた張り紙を回収しながら話していた









土方「真選組の面子ってのもあるが

あれ以来隊士どもが近藤さんの敵とるって

殺気立ってるでけー事になる前に

俺で始末する」









沖田「土方さんは二言目には「斬る」で

困りまさァ古来暗殺で大事を成した人は

いませんぜ」









土方「暗殺じゃねェ堂々と行って斬ってくる」









沖田「そこまでせんでも適当に白髪頭の侍

見繕って連れて帰りゃ隊士達も納得しますぜ

これなんてどーです

ホラちゃんと木刀もちな」









土方「ジーさんその木刀でそいつの頭

かち割ってくれ」

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