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姉の言葉に言葉を詰まらせる新八
そのまま歩いていく天人とその姉を止めたのはAだった
貴方「あの…私も行っていいですか」
銀時「おいっ…A…」
銀時の止める声をそのままにAは話し続ける
貴方「私じゃ力不足ですか」
新八の姉「貴方…」
天人「いっ…いや、あんたも大歓迎じゃ
あんたならナンバーワンも夢じゃないぞ」
Aの微笑みに顔を赤らめる天人、銀時は不安そうに見つめていた
貴方「銀時…行ってくる」
銀時「あぁ…」
新八「んだよチキショー!!バカ姉貴がよォォ!!
父ちゃん父ちゃんってあのハゲが
何してくれたってよたまにオセロやって
くれたぐらいじゃねーか!!」
新八は叫びながら木刀を振り続ける
新八「いや精神的にハゲて…って
アンタまだいたんですか!!
しかも人んちで何本格的なクッキングに
挑戦してんの!!」
銀時「いや定期的に甘いもの食わねーとダメなんだ俺」
新八「だったらもっと手軽なものつくれや!!」
新八は庭から居間に移りテーブルの前に座った
銀時「…ねーちゃん追わなくていいのか」
新八「…知らないっスよ自分で決めて行ったんだから
アンタもあの女性追わなくていいんですか」
銀時「Aのことか?Aなら大丈夫だ
あのクソ天人Aに指1本でも触れてみやがれ
ぶっ殺 してやる」
新八「姉上もやっぱ父上の娘だなそっくりだ
父上も義理だの人情だのそんな事ばっか言ってる
お人好しでそこをつけこまれて友人に借金
しょいこまされてのたれ死んだ
どうしてあんなにみんな不器用なのかな
僕はキレイ事並べてのたれ死ぬのは御免ですよ」
新八は自分の言葉と共に父の言葉と姉の言葉を思い出していた
新八「今の時代そんなのもってたって邪魔なだけだ
僕はもっと器用に生きのびてやる」
銀時「そーかい…でも俺にはとても
お前が器用になんて見えねーけどな」
銀時の目線の先には下を向いて涙を堪えている新八がいた
銀時「侍が動くのに理屈なんていらねーさ」
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はっさる(プロフ) - 樹神 うい.さん» あ、そういうことですか!!教えてくださりありがとうございます!直しておきます! (2021年2月17日 21時) (レス) id: e3b62bda70 (このIDを非表示/違反報告)
樹神 うい.(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます!あの、新撰組の字って真選組では無いでしょうか? (2021年2月17日 21時) (レス) id: 7dbd92bb49 (このIDを非表示/違反報告)
はっさる(プロフ) - ちあきさん» 確かに新撰組の漢字はこれなんですけど銀魂の中じゃ新選組なんですよね、、、 (2021年2月17日 14時) (レス) id: e3b62bda70 (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - 作者さんわざと変更してるならごめんなさい汗 新撰組の漢字が違っていまして、、、 (2021年2月17日 0時) (レス) id: 83f52de0f6 (このIDを非表示/違反報告)
はっさる(プロフ) - 赤月 アズさん» 嬉しいです!!笑ありがとうございます!! (2021年2月16日 18時) (レス) id: e3b62bda70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はっさる | 作者ホームページ:http://asllsa
作成日時:2021年2月3日 21時