銀魂〜万事屋ここにあり〜

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するとお店から1人の女性が現れる









女｢あら？新ちゃん？

こんな所で何をやっているの？

お仕事は？｣









新八｢げっ！！姉上！！｣









銀時｢あ…どーも｣









貴方｢こんにちは｣(綺麗な人)









新八が絶望の顔をする中銀時とAは声をかける









新八の姉｢仕事もせんと何ブラブラしんとんじゃ

ワレボケェェ！！｣









新八｢ぐふっ！！｣









貴方｢あらら…｣









新八の姉の豹変に銀時は冷汗をかきAは口元に手を当てて驚いていた









新八の姉｢今月どれだけピンチかわかってんのか

てめーはコラァ！！

アンタのチンカスみたいな給料も

ウチには必要なんだよ！！｣









新八｢まっ…待ってェ姉上！！

こんな事になったのはあの男のせいで…

あー！！待てオイ！！｣









銀時はそそくさとその場から立ち去ろうとしていた









銀時｢ワリィ俺夕方からドラマの再放送見たいから…

A行く…ぞ｣









銀時が後ろを振り向けば乗っているのはAではなく新八の姉だった









銀時｢いやあのホント…スンマセンでした｣









貴方｢ごめんなさい…弟さんの仕事の邪魔して…｣









銀時｢俺もあの…登場シーンだったんで

ちょっとはしゃいでたっていうか…

調子に乗ってましたスンマセンでした｣









新八の姉｢あなたは悪くないわ可愛いもの

それより貴方よ

ゴメンですんだらこの世に切腹なんて

存在しないわ

アナタのおかげでウチの道場は存続すら

危ういのよ

鎖国が解禁になって二十年…

方々の星から天人が来るようになって

江戸は見違える程発展したけど

一方で侍や剣…旧きに権勢を誇った者は

今は次々に滅んでいってる

ウチの道場もそう…廃刀令のあおりで

門下生は全て去り

今では姉弟二人でバイトしてなんとか

形だけ取り繕ってる状態｣









その言葉にしんみりとした空気が流れる









新八の姉｢それでも父の遺していった

この道場護ろうと今まで二人で

必死に頑張ってきたのに…

お前のせいで全部パーじゃボケェェ！！｣









新八｢おちつけェェ姉上！！｣









銀時｢新八君！！君のお姉さんゴリラにでも

育てられたの！！待て待て待ておちつけェェ！！

切腹はできねーが俺にだって

尻ぐらいもつってホラ｣

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