第伍話 ページ8
Aは歩く足を止め甚爾の服の裾を掴んだ
甚爾はピクっと反応を示す
甚爾「...本気か?」
貴方「甥っ子と姪っ子だもん...」
Aの理屈に甚爾は笑う
甚爾「そーかよなら暇な時連絡しろ会わせる」
甚爾はAの裾を掴む手を取り指を絡ませる
貴方「うん...」
甚爾「で、送るっつったけど高専でいいのか」
貴方「大丈夫...ありがとう」
甚爾は繋いだ手をそのままにし道を歩いていく
甚爾「ん?」
貴方「どうしたの?」
甚爾「入学早々目ぇ付けられてんのかA」
甚爾はニヤッと笑い校舎の方向を見る
Aは訳が分からなさそうに前を見る
五条「おっせー!!!帰るの遅すぎるだろーが!!」
夏油「まぁ落ち着きなよ悟
彼女には彼女のプライベートがあるだろう?」
家入「妹に彼氏が出来た時の反応だなクズ兄貴」
五条は仁王立ちで校舎の周りをキョロキョロと見回す
夏油は苦笑いをしながら五条を止める
家入はタバコを吸いながらそう言う
家入の言葉に五条は反応する
五条「俺はあいつの兄貴じゃねーよ!!
あいつ禪院だろーが!!」
夏油「ナチュラル馬鹿早めなよ悟」
五条「あぁ!?」
そんな3人の様子を遠目で見ていたAと甚爾
貴方「...なにあれ」
甚爾「俺が知るかよ...ほらお前が行かねーと五条の坊あのままだぞ」
貴方「なんで私...まぁいいわ、じゃーね甚爾君
送ってくれてありがとう」
Aは溜息をつき甚爾に手を振った
甚爾も軽く手を挙げ背を向ける
甚爾「...今日は馬にするか」
甚爾は顎に手を添えそう呟いた
家入「お、Aが帰ってきた」
家入の言葉に五条はピクっと反応する
そして今までに無いくらいのスピードでAの前に出る
五条「今までどこにいた」
貴方「公園」
夏油・家入「・・・公園?」
Aの思わぬ回答に夏油と家入は目を丸くする
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はっさる(プロフ) - こっぺさん» 更新前からとても嬉しいコメント!!本当にありがとうございます!!頑張ります!! (8月4日 20時) (レス) id: e3b62bda70 (このIDを非表示/違反報告)
こっぺ - ハイ、好き()チート夢主最高ですありがとうございます。もう設定から好き。応援します。マジで。頑張って下さい!!!!(クソデカボイス)初コメ失礼しました。 (8月3日 1時) (レス) @page2 id: 3f9059dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はっさる | 作者ホームページ:http://asllsa
作成日時:2023年7月29日 20時