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第四話 ページ7

甚爾は目を逸らしながらAにそう言った








貴方「自覚ありの育児放棄...」







甚爾「...仕方ねーだろアイツら俺の事嫌ってるし」







貴方「...その子たちの母親は」







Aは甚爾に真剣に聞いた







甚爾は空を見上げた









甚爾「死んだよ」







貴方「甚爾君...結婚してたの」







甚爾「禪院の苗字捨てたくてな...もう禪院じゃねぇ今は伏黒だ」







貴方「そう」






公園では子供たちの楽しそうな声が聞こえる中








この二人の間には冷たい風が吹き付ける








貴方「ちゃんと愛して上げてたの奥さんのこと」







甚爾「あぁ...」








甚爾の答えにAは表情を暗くする






甚爾はそれを横目に口を開く








甚爾「だがお前の顔がチラついた」









貴方「?」









甚爾「お前以外に初めて優しくされて優越感だったんだろーな

だがいつもお前の笑顔が俺の(ココ)から離れなかった」









甚爾は首を傾げるAの頭をポンッと優しく撫でる









甚爾「俺の女はお前だけっつーことだよそんな嫉妬すんなって

Aチャン」








甚爾はニヤッと笑えばAはかァ〜ッと顔を赤くさせる








貴方「してないから!!何馬鹿なこと言ってるの甚爾君!!」









Aは頬をふくらませて甚爾に背中を向ける









甚爾は小さな背中を見つめ笑った








甚爾「だからお前の初めて...誰にも渡すなよ?」










甚爾は後ろから抱きしめAの下腹部に手をやり









優しく撫でるとAはさらに顔を赤くさせる








貴方「ッ〜!!このやりチ ン男!プロヒモ!!

もう知らない!!」










突然のAの暴言に甚爾は一瞬目を丸くさせ声を出して笑った










甚爾「ククッまさかお前からそんな言葉が出るなんてなッ」








貴方「本当にもう知らない!」








Aはベンチから立ち上がり早歩きで歩いていく








だが直ぐに甚爾に捕まってしまった









甚爾「そんなこと言うなよ?送ってくぜ」







貴方「ふんっ」






Aは拗ねたようにそっぽを向いた








甚爾は愛おしそうにAを見つめる








貴方「...ちゃんと子供のこと見てあげなよ」







甚爾「気が向いたらな」







貴方「時間がある時私も行く」

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はっさる(プロフ) - こっぺさん» 更新前からとても嬉しいコメント!!本当にありがとうございます!!頑張ります!! (8月4日 20時) (レス) id: e3b62bda70 (このIDを非表示/違反報告)
こっぺ - ハイ、好き()チート夢主最高ですありがとうございます。もう設定から好き。応援します。マジで。頑張って下さい!!!!(クソデカボイス)初コメ失礼しました。 (8月3日 1時) (レス) @page2 id: 3f9059dfb5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はっさる | 作者ホームページ:http://asllsa  
作成日時:2023年7月29日 20時

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