第47話 ページ40
震えるAをニヤッと笑う堀田
堀田はAの顎をつかみ自分の方に向かせる
堀田「なんでも…ねぇ?」
宅間「Aちゃんに触るな!
Aちゃんじゃなく俺を殴れ!」
宅間はAを自分の後ろに隠した
堀田「へぇ男らしいなぁ宅間…」
堀田はニヤニヤ笑うと後ろに視線を向けた
視線を受け取った男もまた笑った
貴方「キャッ!」
宅間「Aちゃ…ガハッ…!!」
Aはモブに捕まり宅間は堀田から視線を逸らす
その瞬間堀田はまた腹を殴った
だが宅間は意地でもテコンドーをしなかった
堀田「好きにしろ」
堀田の言葉を合図にモブはバッドで首の後ろを殴る
貴方「圭君…!!」
堀田「おいwww立ち上がれよ」
堀田は立ち上がらない宅間をバシバシと叩く
が、異変を感じた堀田は掌を見ると血が着いていた
堀田「…走れ」
モブ「え?」
堀田「走れって言ってんだよ!!」
堀田の声により皆走って逃げていく
腕を離されたAは宅間に駆け寄る
貴方「け…圭…君…圭君…!!」
宅間「A…ちゃ…俺Aちゃんが…
好き…なんだ…ひと…りの女の…子として…」
宅間は泣いているAの涙を優しく拭き取る
宅間「Aちゃ…すこし…か…がんで」
貴方「?」
Aは訳が分からなかったが宅間に顔をちかづける
貴方「んっ…!」
宅間「…ごめ…でも…どうし…てもA…ちゃんに
触れた…かっ…た返事は…いらな…い
ありが…とAちゃ…しん…じょにも
言って…おい…て…ね……」
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作者名:はっさる | 作者ホームページ:http://asllsa
作成日時:2022年6月7日 22時