喧嘩独学 2 (ページ27)

今日:2 hit、昨日:44 hit、合計:10,966 hit

第34話ページ27

新庄「前に一歩！正拳突き！準備！いち！」

カネゴン・志村「いち！」

カネゴン「な…なんで俺まで…」

志村とカネゴンはテコンドー道場にて

新庄の特訓をおこなっていた

新庄「もっと開け」

カネゴン「これ以上はむ…無理だ…！」

新庄はカネゴンの頭を掴み押す

貴方「ごめん玲ちゃん！遅れちゃった！」

志村・カネゴン「Aちゃん！！！」

Aも道着に着替え少し息が切れながら話す

カネゴンと志村は涙目になりながらAの名を呼ぶ

Aは頭にはてなを浮かべながら首を傾げる

新庄「A遅かったなもう終わっちまうぞ

…でお前は何？」

秋「褒めてくれ」

新庄「…上手いな」

秋「うん」

新庄は秋を見て真顔でそう言った

貴方「秋ちゃん凄い！」

新庄「それじゃ今日はここまで」

志村「ハァッ…ハァッ…あ…あの…師範…

そしてAちゃん

今度は俺らの番ですよね？」

新庄「…何が？」

貴方「わ、私も？」

志村は大の字に寝転び息を切らしてそう言った

新庄とAは訳が分からなさそうな顔をした

志村「いやいやいやいやだからぁぁぁぁぁ

ニューチューブはそうやってやるんじゃないってば〜

何度教えれば理解できるんだ〜？

ダメだこりゃちょっと手のひら出して

あ、Aちゃんはいいよ

これも全部お前のためを思ってやってることなんだぞ」

新庄は目を点にさせながら素直に両手を出す

志村は手のひらを棒でバシバシと叩く

カネゴン「それじゃ本格的に新庄のスマホで

撮影を始めよう」

(って新庄のスマホのパスワード知らねぇな

適当にAちゃんの誕生日でも…って

本当に誕生日なのかよ)