喧嘩独学 2 (ページ25)

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第32話ページ25

だがそんな様子を新庄は赤いジャンパーを着ながら

眺めていた

新庄「チャンネル登録者数180万人ニューチューバー

勉強するニューチューバー？

ほざいてんじゃねーよ」

新庄は携帯画面を暗くするとスタスタと歩いていく

貴方「きゃっ…れ、玲ちゃん？？」

新庄「水着着るならこれ着とけっつったろ」

新庄はAの頭からジャンパーを被せそう言った

新庄「帰んぞ」

貴方「え？あ、ちょっと！

…ご、ごめんね翔君またね」

藤井「また」

Aは申し訳なさそうにそう言うと

藤井は笑って手を振った

--------ｷﾘﾄﾘ線--------

新庄「さっきまではっきりしなかったけど

やっとわかった極真空手」

藤井「僕もお前が何をしているのかわかった

テコンドー」

貴方「結局こうなるんだもん…」

Aは新庄のジャンパーのファスナーを上まであげ

(新庄に上まであげられた)

呆れたようにため息をついた

新庄「志村薬買ってきて」

志村「え？薬を？」

新庄「こいつケガしたみたいだから

薬を買ってこい」

新庄は笑みを浮かべながらそう言うと

志村とカネゴンは急いで買いに行った

藤井「…ありがとうございます

でも僕ケガしてないですけど…」

新庄「あっ言い間違えた

これからケガするから薬買ってこい

おいやろうぜ」

藤井はポカンっとすると新庄は後ろ蹴りをしそう言った

藤井「…極真空手とテコンドーだからですか？

なんて幼稚な…」

貴方(違う…違うよ…玲ちゃんはそんな理由じゃない

玲ちゃんは…)