SnowManの無自覚系な水瀬くん。2 (ページ22)

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▼目黒くんとの昔話ページ22

目黒side

今となっては考えられない話だけど、

SnowManに加入した当時俺とAはあんまり仲が良くなくてw

仲良くないって言っても、バチバチに喧嘩するとか

お互い無視し合う…みたいな感じじゃなくて、

同い年で同じタイミングで加入した俺らなんだけど

俺はあまり名前が知られてない方のJr.

一方、俳優としても活躍してて知名度Jr.トップクラスのA

なんかやっぱり距離があって、あまり話したりしなかった。

「目黒～？ちょっとそこ遅れてるかもなぁ。」

「ここもう少しこうした方がいいよ！」

「あ！そこ変更になったんだった。えっとね…」

「ここ、このタイミングで移動ね。」

.

加入後の俺は焦っていた。

SnowManのダンスは難易度の高いものばかり。

元々先輩のバックについていたからと言っても今は自分がメイン。

メンバーになった以上、妥協や失敗は絶対に出来ない。

色んな感情がぐちゃぐちゃでそれでも前に進むしかなくて。

『……目黒くん！ここってこうであってる？？』

目「え、はい。あってますよ…。」

『そっか！ごめん、ありがとう！』

水瀬Aくんの吸収の速さに正直驚きが隠せなかった。

俺たちのように何十曲も覚えることは無かったはずなのに

どんどん俺が届かない、先の段階に進んでしまう。

目「……くそ。やばいな。」

焦れば焦るほど、思うように動けない。