87話 ページ41
｢自称神の癖に人任せだな、お前｣
玲｢自称は余計だ！｣
｢自称じゃなけりゃ、中ニ病だ。
しかも重症！｣
怜｢うるせー！
てか、早く着替えて来い｣
｢お前が引き止めたんだろ｣
*着替え終わり*
怜｢ん、やっぱ私服の方がいいな、お前｣
｢うるせぇ、女の物しかねぇんだよ。
男服なんか買ったら叔母様に怒られるし…｣
怜｢…え、えーっと、学校だっけ？
どーだった？｣
｢！そりゃ大好きなキャラと毎日会えんだから楽しかったに決まってんだろ！？｣
ツナとか可愛い過ぎだろ！
雲雀さんは怖かったけど…。
怜｢そうか、良かったな｣
｢おう！｣
怜｢なぁ、俺と二人の時は女らしくしろよ｣
｢やだ((即答｣
怜｢即答かよ!!!!｣
｢だって今更俺が女らしくして何になるんだ？
てか、元々““俺””が素だし。
““俺””の方が光達を守れる｣
たった３人の兄弟なんだ。
俺が守んなきゃ……。
アイツらの笑顔も幸せも
・
・
・
全部。
・
・
全部
・
・
・
・
俺が守る。
怜｢せっかく長ぇ髪だしよ｣
｢…別に好きで伸ばしてんじゃねぇし｣
でも、【あの人】の前ではお嬢様の仮面を被らなきゃ…。
俺が…………………。
【あの人】の【人形】になれば───
光達は【自由】に【生きられる】────
怜｢でも、髪とかアレンジするのとか楽しいだろ？｣
｢光の髪を結うのは好き｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：音々 | 作成日時：2017年6月1日 23時
