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83話 ページ36
きっと、俺が悪かった。
もっと違う断り方があったはずだ……。
｢っ……｣
あの子、きっと｢殴っちゃった｣って罪悪感を背負ってる……。
雲｢あれ、君さ…黒目じゃなかった？｣
｢え!?黒目……ですけど？｣
カラコンしてるから黒目なはず……。
雲｢…金色に見える気がするんだけど？｣
そう言いながら給水タンクの上から降りてくる雲雀さん。
｢ふぁい!?な、何言ってるんですかー!?｣
やべっ……さっき殴られたときに飛んでったんだ！
雲｢まさか、カラコン？｣
｢え、あ………｣
じりじりと近づいてくる、雲雀さん。
恐怖しかねぇ！！←
雲｢カラコン付けてきてるの？風紀が乱れるんだけど……。咬み殺す！｣
ガンッ
｢え、ちょっ…待ってください…っ｣
俺の顔スレスレにトンファーが飛んできて、それを避けたら真横にトンファーめり込んでる！
カラコン探さねーとっ…殺される〜〜!!
雲｢はぁ…、今回はカラコンを没収するだけで許してあげる。さっさとそっちの目のカラコン取りなよ｣
金色の方を指差しされた。
｢え……｣
金色がカラコンって思ってくれてるのか……?
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作者名：音々 | 作成日時：2017年6月1日 23時
