幼馴染み達 ページ1
朝8:30頃｡
＜ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ＞
無機質なインターホンが何時も通りに鳴り響くんだよ｡
うるさいのだよ｡
お茶子｢お兄ちゃん!起きてっ希乱さんと証さんもう来ちゃったよ!｣
奇星｢うぅ､後10分寝るのだよ｡｣
ごめんよちゃこちゃん､僕とてつもなく眠いんだよ｡
そんなことを思いながら布団に潜ろうとする､が｡
証｢らら君〜｡『起きて｡』｣
奇星｢うおっ!｣
奇星｢こと君!?個性は使わないで欲しいんだよ〜｡｣
安眠妨害だよ〜｡
希乱｢奇星!寝起きも可愛いねおはよう!さっさと支度しよっか!｣
お茶子｢ご飯は作ってあるから､安心してな｡｣
希乱｢ちゃこちゃんありがと!証君､奇星の支度は任せたから､私ちゃこちゃんとご飯の用意してくる｡｣
証｢『任せて』｡｣
麗日兄妹の家の朝は､大体こんな感じだよ｡
幼馴染み達には何時もお世話になってるんだよ｡
証｢らら君『お着替えして』｡｣
奇星｢了解だよ!｣
親元を離れて兄妹でマンション暮らし｡
嫌な顔せずご飯を作ってくれる可愛い妹｡
毎日当然の様に来てくれる幼馴染み達｡
希乱｢ちょっと､奇星〜?せっかくのちゃこちゃんの朝ご飯が冷めちゃうよ〜｡｣
奇星｢それはダメなんだよ!今行くんだよ〜!!｣
証｢らら君､ちゃこちゃん大好きだね｡｣
お茶子｢お兄ちゃん､ホントに遅刻するよ〜!?｣
こんな生活が､何気に僕の原動力なんだよ｡
*＿*￣*＿*￣*＿*￣*＿*￣*＿*￣*＿*￣*＿*￣*
ちなみにお茶子ちゃんはまだ入学前で､
時間(?)的には試験終わって､合格通知が届く前日ですよ｡
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作者名：さとうしお* | 作成日時：2019年1月3日 23時
