後輩達｡ ページ3
4月×日
廊下で証君と轟がお喋りしているのを見た｡
改めて見ると似てるな〜って思ってたら｢わっ｣って言ってちゃこちゃんが居た｡
同じクラスの子達もいっぱい居たよ｡
ケロケロしてる子は梅雨ちゃん､透明な子は透ちゃん､元気な黒目は三奈ちゃん､耳にイヤホンジャックがある子は響香ちゃん､十君の妹ちゃんが百ちゃん!皆､個性的!
可愛かった､後輩ってこんなに可愛かったんだ｡
皆礼儀正しいし､絶対良いヒーローになれるね!
いつか一緒にお仕事できるのかな?
そう言えばって思って綾ちゃんが言ってた緑谷君の事を聞いたら､ちゃこちゃんが凄い驚いて､此方までびっくりしちゃった｡
クラスメイトちゃん達は分かってるみたいでニヤニヤしてたけど､それもよく分かんないや｡
ちゃこちゃん慌てて､｢何でそんな事聞くんですか?!｣って言われたから緑谷君は何か秘密があるのかな?
これ書いてる内も気になってモヤモヤしてきた〜!
今から家行って教えて貰おうかな｡
思い立ったが吉!
行ってきまーす!!
*￣*＿*￣*＿*￣*＿*￣*＿*￣*＿*￣*＿*￣*＿*
＜ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ＞
希乱｢お邪魔しまーす｡｣
お茶子｢希乱さん!お兄ちゃんは寝ましたよ〜｡｣
希乱｢嫌､早くない?まだ8時前だよ?｣
お茶子｢希乱が来る気がするからもう寝る!って言ってました｡｣
希乱｢(そんなところもツンデレで可愛い｡)まあいいや､ねぇちゃこちゃん｡何で学校で緑谷君の事聞いたら慌ててたの?｣
お茶子｢えっ!それは…お兄ちゃんとか､他の人に言わないで下さいね｡｣
希乱｢何?｣
お茶子｢実は､ウチ緑谷君の事､好きみたいなんです…だから､もしかしたら希乱さん緑谷君の事好きなのかな〜って｡｣
希乱｢そーなんだ｡というか緑谷君の事は友達から聞いて気になっただけなんだよね｡｣
お茶子｢ええ､勘違いしてた…良かった…｡｣
希乱｢応援するね〜｡｣
*＿*￣*＿*￣*＿*￣*＿*￣*＿*￣*＿*￣*＿*￣*
[補足]
問題解決!
スッキリした､そしてちゃこちゃんの乙女な一面を見れたから大満足｡
兄妹揃って可愛いんだから〜♪
ちゃこちゃん応援してるよ､後奇星の寝顔ご馳走さま!
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作者名：さとうしお* | 作成日時：2019年1月1日 19時
