僕が通ります｡【ハイキュー!!】

【番外編】山形先輩の誕生日 ページ8

※本編とは全くの無関係と思ってくれて構いません｡
A君は今回主役の山形先輩を始めとするレギュラーメンバーともう知り合っています｡

ちなみにA君sideです｡






バレンタインデー｡

それは女性が男性にチョコレート等のお菓子を渡し､告白と言う流れが多い一年で数少ない告白イベント｡

それは白鳥沢でも同じで…





A｢わぁ､先輩方凄い数のチョコですね!?｣

男子バレー部の先輩方は､知っての通りイケメンが多い｡

のでチョコの量も桁違い､貰えない悲しみにうちひしがれる他の男性達とはまた違う悩みが頭をよぎるのだ｡

牛島｢ああ｡チョコはあまり好きではないのだがな｡人の好意にこたえるのが適切な判断だ｡｣

天童｢ん〜､お返しが困っちゃうよネ〜｡まっ俺は嬉しいけど!!｣

A｢凄いです｡あっ五色も貰ったんだ｡｣

五色｢おう!牛島さん､チョコをどっちが多く貰えるか勝負です!｣

牛島｢?人の好意はそれぞれ重さが違うから勝負には向いていないぞ｡｣

イケメンだ…じゃなくって｡

世はバレンタインデーで浮かれているが､白鳥沢の男子バレー部では忘れてはいけないもう1つのイベントがあるのだ｡


山形｢よーっす｡うぉ､若利今年も凄い量だな!!｣

ウチ(白鳥沢男子バレー部)のLi(リベロ)山形先輩の誕生日だ｡

A｢こんにちは､山形先輩｡誕生日おめでとうございます!コレプレゼントです!｣


・ ・ ・ ・


山形｢〜ｯ!A〜!ありがとうっ!!｣

A｢えっそんなにですか!?｣

先輩は僕に思いっきり抱き付いた｡

白布｢先輩は毎年バレンタインデー用に作ったチョコのあまりを女子から誕生日プレゼントで貰ってたんだよ｡｣

大平｢だから､普通にプレゼント貰えるのは隼人にとって物凄く嬉しいことなんじゃないかな｡｣

納得､だから浮かない顔してたんですね!?

明らかにしょぼんとしてましたもん!

山形｢なあA､あけて良いか?｣

A｢どうぞ!｣


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山形｢サッコォォォオイ!!｣

気合い入ってるな､山形先輩｡

誕生日効果かなぁ｡

天童｢かわちゃーん､それはチガウヨ?｣

A｢そうなんですか?｣

瀬見｢隼人はAから貰ったプレゼントが嬉しかったからあんなに気合い入ってるんだよ｡｣



えっそんなにうに丼好きなんだ､先輩｡
(あげたのはうに丼の食品サンプルストラップ)

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