104，秘密の狩り庭５ ページ6
Side me
オジサン「進める場所ではさっさと進む、シェルター付近をのろのろとうろつきたくもないしな。
まずは荒野を東へまっすぐ抜ける、ミネルヴァ探し…A08-63へはそこからが本番だ」
シェルターで地図を見た時は、×印――鬼の集落がたくさんあった。
レイ「ギルダの一言が効いてりゃオッサンは俺達の
両方じゃなく」
『そうね。でも、�犹Δ�"より"�犖�殺しにする"でしょうね』
もしかしたら私が増えたことで誰か2人を殺すなんてこともあり得るかもしれない。
エマ「うん。オジサン、殺せても殺したくはない人だと思う。本当は悪い人じゃないと思う。
苦しくて…でも自分じゃどうしようもないんだよ」
レイ「………」
全員私が殺させない。
そして、私達はついに無事荒野を抜けた。
エマ「ハァッ、ハァッ」
オジサン「荒野を抜けた。悪くないペースだ。ここから4日の到達を目指す。
目的はA08-63�爛粥璽襯妊�･ポンド"。
ゆっくりのんびり迂回して、安心安全(比較)ちんたら3週間かけて向かう道もあるが、俺が嫌だ。
却下する」
オジサンの一言に、私たちは思わず虚無顔になる。
オジサン「水飲んどけ。まずはこの森、野良の�狄与�い"の群棲地だ、見つかれば死ぬ。
さぁ、日暮れまでに抜けるぞ」
そして私達は森を歩き始めた。
気配でわかる。確かにいる、野良鬼が――
オジサン「うじゃうじゃいる。野良のだが、群れを成してる。この辺りの奴らは常に集団で動く。
必ず近くに仲間がいる。おまけにどの種も気性が激しい」
オジサン「つまり見つかれば死ぬ。仲間を呼ばれ、一斉に襲われ、バリボリ骨まで仲良くシェアだ」
その言葉にレイとエマは想像したのか青ざめる。
オジサン「見つかって生き残るには唯一、�狠膣屬鮓討个譴覺屬發覆�ブチ殺す"って道だけだと思うが、ザコのお前らにゃ100%不可能」
私はできる、実際できたし。努力を無駄にされてたまるか。
オジサン「絶対に見つかるな、絶対に寄せ付けるな。進め。
日暮れまでに抜けられれば夜は縄張りの外で眠れる」
エマ「あとどのくらい？」
レイ「日暮れまでには多分あと2時間くらい」
『そうね、それまで頑張りましょう』
エマ「そっか、頑張る」
オジサン「ああ、道のりも上々。ここまでは順調だ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 113人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nainara - 本当に面白いです！これからも応援してます！ (2021年10月10日 18時) (
レス) @page27 id: aa46041561 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - レモン味のかき氷さん» 拝読ありがとうございます！頑張ります。これからも是非読んでください (2021年7月23日 14時) (レス) id: 6bc76230b1 (このIDを非表示/違反報告)
レモン味のかき氷(プロフ) - 面白いです！頑張ってください！ (2021年7月22日 18時) (レス) id: e6207c7e03 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - ドラゴンさん» 報告ありがとうございます。変えますね。 (2021年5月29日 14時) (レス) id: 6bc76230b1 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - レイの叫び声が設定された名前（マイン）になってます。変換機能を使って読んでいるので変えてほしいです (2021年5月28日 18時) (レス) id: 9b62aa768c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夏 | 作成日時：2021年5月5日 12時
