102，秘密の狩り庭３ ページ4
Side me
エマ「本に？」
『ええ』
オジサン「好きな武器を選べ。ミネルヴァの意図なんざどうでもいい。
この部屋の意味も、誰の何のための武器かも。この先進むのは敵地だ。今も敵地だが。
荒野や農園周囲の森とはわけが違う。完全に�狹曚�"の生活圏だ。
武器があっても死ぬ時は死ぬが、丸腰よりは抵抗できる。俺はお前らを助けない。
生き残れると思う武器を好きに選べ」
そう言って、オジサンはエマに大きめの銃を渡す。
レイ「どうする？」
エマ「うん……私はあまり重くないのがいいな…ソンジュ達といた時、教わったでしょ？
重すぎて逃げ足が鈍るような武器は避けたい。そうでなくてもなるべく身軽には動きたいし…」
レイ「だな。Aは？」
もちろん私は最初から決めている。
『私？刀と拳銃よ。刀二本持っていくわ、折れた時用に。拳銃は予備。あとはナイフ。身軽だしね』
大体の銃は威力も朝試したからわかっている。その中で一番威力が高くてかさばらないもの。
エマ「オジサンは何持ってくの？」
オジサン「言いたくない。見て察しろ」
大きめの銃が1つと替えの銃弾2セット、それにナイフ。
オジサン「適当に選んで上がってこい。ピアノはどれでも音を出しゃ戻る」
パタン
エマ「オジサン行っちゃった」
レイ「マジで何も教える気ねぇんだな」
そして私たちは武器を選び終わり、とうとう出発の時間となった。
エマ「新しく狩りや採集に行く時は外に十分に気をつけてね。やり方はドンに伝えてあるから」
ギルダ「ええ。アンナ達がつくってくれた�猗�"もあるから大丈夫よ」
ドン「任しとけ！」
『そうだ、ドンにこれを。護身用』
私はドンに刀を渡す。
ドン「これ……」
『この中ではドンが一番強い。恐らくエマとレイよりも。結構役に立つと思うから持っておいて』
ドン「おう、わかった！」
エマ「それじゃ、行ってきます！」
「うわぁぁんエマァァ！」
クリスティを先頭に、みんながエマに駆け寄る。
クリスティ「痛かったら言わなきゃダメだよ」
ドミニク「ガマンしちゃダメだからね」
エマ「うん」
アリシア「レイとAも！危なかったらちゃんと逃げてね！」
レイ「おう」
『ええ』
ギルダ「………オジサン、1ついいかしら」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 113人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nainara - 本当に面白いです！これからも応援してます！ (2021年10月10日 18時) (
レス) @page27 id: aa46041561 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - レモン味のかき氷さん» 拝読ありがとうございます！頑張ります。これからも是非読んでください (2021年7月23日 14時) (レス) id: 6bc76230b1 (このIDを非表示/違反報告)
レモン味のかき氷(プロフ) - 面白いです！頑張ってください！ (2021年7月22日 18時) (レス) id: e6207c7e03 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - ドラゴンさん» 報告ありがとうございます。変えますね。 (2021年5月29日 14時) (レス) id: 6bc76230b1 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - レイの叫び声が設定された名前（マイン）になってます。変換機能を使って読んでいるので変えてほしいです (2021年5月28日 18時) (レス) id: 9b62aa768c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夏 | 作成日時：2021年5月5日 12時
