125，秘密の狩り庭26 ページ27
Side レイ
オジサン「任せろエマ。お前の親友は俺が必ず連れ帰り助ける」
ﾚｲ「ここじゃなくてもまだ死ねる。ここまでやったんだ、全員で帰ろうぜ」
オジサン「決まりだ。さぁ急いで手当てと準備を済ませるぞ！」
レイ「それじゃ、全員準備はいいか？」
緊急破壊装置を作動させ追ってきた鬼を倒しながら森へと抜ける。
レイ「あんたらすげぇよ…あくまで小さな…秘密の場所ではあったけど、
逃げるだけじゃない、立ち向かって。もう
世界を変えた…その1歩だ」
フィル達の奪還、GFの解放、1000年前の約束。これは世界を変える脱獄。俺達も――
オジサン「じゃあ無事に戻れよ」
レイ「オッサンも」
2046年 1月29日
ゴールディ・ポンド密猟場
崩壊
Side アンナ
A達が出て行ってから6日目。兄弟達がA達を心配する声が聞こえる。
ドン「ナット、夕飯捕りに行こうぜ」
ナット「おっおう」
すると
ピピッ、ガコン
シェルターの入り口が開く音がした。弟妹達は、エマ達が帰ってきたと騒いでいる。
すると、Aを背負ったオジサンが入ってきて、Aをドサッと机の上に寝かせる。
私は慌てて脈を確認する。
アンナ「！ギルダ！！Aまだ生きてる！脈すごく弱いけどまだ息もある…！！」
！Aの左手に何か……紙？私はその紙を開き、確認する。
��He is an ally.Cleaning vacant rooms.″(彼は味方。空き部屋の掃除)
彼？オジサンのこと？空き部屋の掃除って――しておいてほしいってこと？なんでいつも――
Aの治療が終わり、ベッドに寝かせる。腹だけでなく肩や背中、頭や足なども怪我をしていた。
Side me
ゆっくりと重たい瞼を開ける。そこには白い天井が――
ここ、シェルター？私はどれくらい眠ってた？それにこんなに静かじゃなかった筈。
もしかして私頭打ったせいで耳が聞こえなくなってる、とか……？
すると目の前に喜んでいる家族達の姿が映る。年少者達が何かを言っている。大方、
「A！！気がついたぁ〜！！」
という所だろう。読唇術を会得しておいて本当によかった。
そして耳が聞こえていないということをすんなり受け入れている自分に嫌気がさす。
『全員無事？』
私はエマのほうを見る。
エマ�爐泙斉阿韻覆た傭�もいるけど、全員生きてるよ！″
よかった、本当に。
『エマ』
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nainara - 本当に面白いです！これからも応援してます！ (2021年10月10日 18時) (
レス) @page27 id: aa46041561 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - レモン味のかき氷さん» 拝読ありがとうございます！頑張ります。これからも是非読んでください (2021年7月23日 14時) (レス) id: 6bc76230b1 (このIDを非表示/違反報告)
レモン味のかき氷(プロフ) - 面白いです！頑張ってください！ (2021年7月22日 18時) (レス) id: e6207c7e03 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - ドラゴンさん» 報告ありがとうございます。変えますね。 (2021年5月29日 14時) (レス) id: 6bc76230b1 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - レイの叫び声が設定された名前（マイン）になってます。変換機能を使って読んでいるので変えてほしいです (2021年5月28日 18時) (レス) id: 9b62aa768c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏 | 作成日時：2021年5月5日 12時
