122，秘密の狩り庭23 ページ24
Side me
ペペ「あ、ああ。バイヨンがこちらを見失っている隙にジリアンを安全な場所へ――」
木の根元から降りて地下壕へと入る。バイヨンは必ず来る、
ここは敵に知られてはいけない、守らなければならない。でも、備え、呼び込んだなら――
ルーカス「今だ！！オリバー！ナイジェル！」
オリバーとナイジェルが銃を発砲する。
オリバーの銃弾が、仮面を壊す。バイヨンの体が後方へと傾く、が
バイヨン「ハハハハハハハハハハハ」
ナイジェル「まだ生きてる！！」
オリバー「ナイジェル下がれ！！」
直進してきた槍をナイジェルが間一髪で避ける。次の瞬間、バイヨンがルーカスの元へと向かう。
あいつ、ルーカスを狙って！？オリバーと私は同時にルーカスの元へ走る。
ダァン、ダァン、ダァン
目を破壊されたバイヨンが倒れる。
オリバー「ルーカス怪我は！？」
ルーカス「いや…僕は……」
すると突然ナイジェルの顔が青ざめる。
ルーカスを狙ったバイヨンの手がオリバーの腹に刺さり、槍は私の左腕を抉っていた。
オリバー「よかった…ルーカス無事…で……」
ルーカス「オリバー！！！」
意識を失ったオリバーが倒れる。私は急いでノウスのほうへ行こうとする。
ナイジェル「A！お前も治療を！」
『大丈夫よ』
私は地上に出て、真っすぐにノウスの元へと走る。
ヴァイオレットが茂みに隠れているのが見えた。
私はヴァイオレットに近寄り、『出てこないで』と言った。
そしてそのまま飛びサンディを掴んでいるノウスの手を斬った。サンディがドサッと地面に落ちる。
ノウス「何匹でも同じだ。殺してやる、殺してやる！！」
あと少し。オジサンが狙撃に来るまで――！レイとオジサンの気配！！そろそろだ。
私はスウッと息を吸い込む。
『行って！今よ！！』
パァン
オジサンが銃を撃つ。
ノウス「ノ…ウマ」
ヴァイオレット「殺せた…！？どうして……」
オジサン「狙撃ってのはこうやるんだ」
レイ「！A！！」
オジサン「！なまり！！」
『来れてよかったわ、私はここに残ってサンディ達の治療をするからヴァイオレットは人を呼んで。
誰でもいいわ、サンディ達を運ぶ必要があるから。オジサンとレイはエマの元へ。
エマがレウウィスを足止めしてるわ。時間がない、早く！』
レイ「あ、ああ！死ぬなよ！」
『ええ』
そうして、私達は3手に別れることになった。
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nainara - 本当に面白いです！これからも応援してます！ (2021年10月10日 18時) (
レス) @page27 id: aa46041561 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - レモン味のかき氷さん» 拝読ありがとうございます！頑張ります。これからも是非読んでください (2021年7月23日 14時) (レス) id: 6bc76230b1 (このIDを非表示/違反報告)
レモン味のかき氷(プロフ) - 面白いです！頑張ってください！ (2021年7月22日 18時) (レス) id: e6207c7e03 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - ドラゴンさん» 報告ありがとうございます。変えますね。 (2021年5月29日 14時) (レス) id: 6bc76230b1 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - レイの叫び声が設定された名前（マイン）になってます。変換機能を使って読んでいるので変えてほしいです (2021年5月28日 18時) (レス) id: 9b62aa768c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏 | 作成日時：2021年5月5日 12時
