113，秘密の狩り庭14 ページ15
Side me
？「知らないんだよ、何も。怪物のことも」
『里親のもとに行って幸せになれると思ったらなぜか怪物に追われている……ってとこかしら」
？「ああ、大概の認識はそんなトコだろ。それより、ここも危ない。早く隠れようよ。
あんた達に会わせたい人がいる」
すると、どこからか悲鳴が聞こえてきた。ああ、彼女たちも助けなければ。
エマが悲鳴のした方へ走り出す。
？「オイ！」
私たちはエマを追って走り出す。
「10秒あげるよ。3人の中から1人選ぶんだ。ボクに追われ、狩られるのは誰なのか」
エマは斧を鬼の�猝棔蹐妨�かって投げた。
エマ「逃げて！！」
私は、子供達も2人抱きかかえて走った。さすがに3人は無理だ。
そして、私達は少し離れたところへと逃げることがきた。
スパァン
少女がエマの額を思いっ切り引っぱたいた。
？「バカ！！あんた正気か！？お前も！いきなり走り出したと思ったら…何！
見ず知らずのこいつら助けるためかよ！バカか！！」
そりゃあ……
エマ「うん」
『ええ』
？「しかもよりによって一番ヤバイ奴に…あいつはヤバイんだ…あの帽子の奴は……」
エマ「！？」
確か、名はレウウィス大公だ。
エマ「ねぇ、ひょっとしてこの�猊瀉�"の鬼…怪物はいつも同じ顔ぶれなの？」
？「？…そうだけど？」
『数は？敵と人間の』
？「5匹。�爐�付きの者"を入れなければだけど。人間は大体最大で50人…今もそのくらい……？」
エマ「�犲蹐�"は毎日？」
？「いや、でも3日に1度は…それより！とにかく休んでるヒマはない。
さっさと逃げて身を隠した方がいい。今は追って来なくても、その内に追ってくるかもしれない。
他の怪物に見つかって襲われるかも──」
エマ「けど…！」
？「行って！俺達は大丈夫。だから行って！ありがとう3人共。俺達を命がけで助けてくれた。
もうちゃんと逃げられる。大丈夫、少し休んだら逃げるから。だから…」
エマ「……わかった。じゃあ別々に逃げよう」
？「けど逃げるってどこへ？あんたケガして血が…」
エマ「このまま焦らなくていいから風下へ逃げて、そこで隠れて。
風下なら、血の匂いや音で居所を嗅ぎつけられにくくはなると思う」
でもレウウィスはその裏をかく筈。
エマ「途中足跡もできるだけ残しちゃダメ。逆に敵の足跡を見つけたら見つかる前に逃げて。
でも…それでも見つかって殺されそうになったら…私を探して狩るよう言って」
？「えっ…！」
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nainara - 本当に面白いです！これからも応援してます！ (2021年10月10日 18時) (
レス) @page27 id: aa46041561 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - レモン味のかき氷さん» 拝読ありがとうございます！頑張ります。これからも是非読んでください (2021年7月23日 14時) (レス) id: 6bc76230b1 (このIDを非表示/違反報告)
レモン味のかき氷(プロフ) - 面白いです！頑張ってください！ (2021年7月22日 18時) (レス) id: e6207c7e03 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - ドラゴンさん» 報告ありがとうございます。変えますね。 (2021年5月29日 14時) (レス) id: 6bc76230b1 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - レイの叫び声が設定された名前（マイン）になってます。変換機能を使って読んでいるので変えてほしいです (2021年5月28日 18時) (レス) id: 9b62aa768c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏 | 作成日時：2021年5月5日 12時
