【約束のネバーランド】転生したので頑張ります。２ (ページ42)

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90，B06-32シェルタ― ページ42

Side me

レイ「次の情報に進めないんだ。正しい〝答え"を入れたのにだ。
何度試しても見ることが出来たのはミネルヴァのメッセージまで」

レイは続ける。

レイ「そもそもノーマンがエマにこれを脱獄の決行前に詳しく「見ておけ」と指示してなかった地点で、現状すぐには必要な情報じゃないんだろうとは思っていたが、そうじゃなかった。違うか？A。書いてなかった(・・・・・・・)か？」

なんで私？でも、私は答えを言わない。

レイ「ノーマンもハウスじゃ最後まで見られなかった。恐らく、指定されたある地点まで移動しないと次の情報は見られないんだ」

エマ「ある地点…」

レイ「そう。それがここB06-32地点」

『レイの予想通りよ、やってごらん』

私はレイに促す。

レイ「まずは」

ジェミマ/イベット「"touch me"！(私に触れよ)」

アリシア/ドミニク「45ページ3行目3つ目の単語ー！！」

ドン「今すぐ！！」

エマ「あれ？前と暗号が違う」

ナット「毎回変わるのか…面倒臭いな」

ヴンッ

次。ここからだ。

レイ「ここからだ。ここから先がエラーで見ることが出来なかった」

『HISTORY(歴史)』

ドン「は？」

『暗号』

エマ「覚えてるの！？」

ナット「マジかよ……」

レイはローマ字を打ち込む。

ヴンッ

ジェミマ「でも……何……これ」

レイ「地図だ…地下への入口がある！！あの辺り！探せ！」

レイの一言でみんなは走り出す。

エマ「レイこっち！何か出てきた！」

私達は地下のシェルターへの入口にたどり着く。

エマ「ここだ…」

アリシア「本当にあった！」

クリスティ「ウソつきじゃなかった！」

エマ「行こう」

私達は地下へと降りる。

ラニオン「いよいよこの先に──」

エマ「うん」

レイ「ここ……人間用の地下シェルターか…？」

ジェミマ「エマ！あのドアの向こうに誰かいる、音がする」

だけど扉の向こうにいるのは、お生憎様。ミネルヴァさんじゃない。エマがドアをノックする。

ガチャ

？「やぁ」

そこでは男性が座ってお茶をしていた。何とも言えない奇妙な光景だ。

？「長旅ご苦労。ようこそB06-32シェルターへ」