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71,アルヴァピネラの蛇1 ページ23

Side me

レイ「俺達以外どこ行った?」


私以外「えっ」


次の瞬間、予想していた通り足の踏み場が無くなった。地面が沈んでいく。


ドサッ


「うわっ」


「痛っ!」


「うおっ」


「ギャッ!」


私は咄嗟に受け身をとった。


エマ「レーイ、トーマ、マイーン!どこー!?無事ー!?」


トーマ「ギャアアアなんか虫いる!!」


レイ「聞こえたか!?俺達は無事だ!Aはいるか!?」


私は1人だったが、幸いそんなに離れてないようだった。


『私は大丈夫よ』


目も慣れてきた。私達は合流する。


エマ「ここ……地下…?」


レイ「ああ多分」


エマ「もしかしてみんなもこの地下に…」


レイ「探そう」


すると、向こうからランタンの光が見えた。


クリスティ「!エマ!」


ギルダ「エマー」


エマ「!ギルダ!?ギルダーー!!」


エマは口に手を当てて叫ぶ。


ギルダ「エマだ!エマー!!」


エマ「よかったみんな、なんともなくて」


クリスティ「ねぇエマ見てー」


レイ「何だこの空間は…」


ここがアルヴァピネラの蛇。本当に宝石みたい。


そして私たちは奥へと進んでいく。すると、エマに声をかけられた。


エマ「Aはここについて何か知らない?」


『……自分で考えてごらん、ヒントはそこら中に転がってるわ』


レイ「!Aはわかるのか?」


エマ「‶本に書いてた″……?」


私はこくりと頷く。これ以上のヒントは与えない。自分たちで気付かせる。


すると


ナット「……ん?うわぁああっ!!」


レイ「どうした!?ナット」


ナット「うっ……あれ……上!!」


エマ「うっ」


上を見ると、そこには動物の死骸が。


レイ「そういうことか、まずいぞ、ここは……この木、この森は――」


エマ「アリシア、ジェミマ逃げて!!」


アリシア/ジェミマ「「え」」


エマはアリシアとジェミマを抱いて根っこから逃げる。


悲鳴が起こる。そして、皆は立ち止まった。


ラニオン「なぁ……見ろよ!入口がない!!」


ドン「ヤバイ囲まれてる!!いつの間にか閉じ込められた!!」


―――――――


久々の更新ですね!

読んでくださってありがとうございます。

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これからもよろしくお願いいたします。。

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クロシェット(アムール)(プロフ) - いつも楽しく見させて貰ってます!応援してます! (2021年4月19日 22時) (レス) id: 66de3eaad7 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2021年4月12日 1時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
せいらちゃん(プロフ) - 応援してます! (2021年4月10日 10時) (レス) id: f872510362 (このIDを非表示/違反報告)
レモン味のかき氷 - 面白いです!頑張ってください! (2021年4月4日 11時) (レス) id: f308ff6fdb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年4月3日 13時

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