【約束のネバーランド】転生したので頑張ります。２

65，脱獄への道11 ページ17

Side me


エマ「みんなちゃんと発信機壊した？」


ロッシー＆アリシア「「うん！」


アンナ「2人とも耳の手当を」


エマ「ありがとう、後でお願い。でも今は急ごう。さぁ逃げるよ！塀まで走ろう！」


そして私達は走り出す。


レイ「……おいドン…どういうことだ？こいつら全員知ってんのか！？ハウスの正体も…逃げるこ
とも」


ドン「おう」


レイ「！なんで…」


ドン「話したんだよエマとAが」


そう、シスターと夜に話す時を利用してナットにトーマとラニオンを引き入れた。アンナも一緒に。



レイ「そんな前から…」


ドン「残りの弟妹(やつら)は、2ヶ月かけて少しずつ引き入れた」


塀の前へとついた。


エマ「私とドンでまず上る。その後皆を引き上げる。」


ドン「おう。みんな！訓練通りやりゃ大丈夫だ！」


A「待って！私が上る。そのほうが早いわ」


エマ「え……？」


ドン「たしかにな、そりゃ賢明だ。俺が次に上る、A直々のあの訓練舐めてもらっちゃ困るぜ」


エマとレイ「「？」」


そして私はロープを手に取り、木を伝って崖へと飛び移る。ドンも同じように上って行った。


年少者「おお！」


エマ「すごい……全員無事に逃げ切るよ」


レイ「あれ……4歳以下がいない…？まさか……」


エマ「考えたの……前にレイに言われたことももう一度……連れて行かない」


レイ「え？」


エマ「4歳以下は農園(ここ)に残す。でも諦めた訳じゃない、今は(・・)連れてかない」


レイ「……「今は(・・)」？」

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