６，鬼ごっこ ページ8
たいてい私はテストが終わると鬼ごっこには参加せずに図書室で１人で本を読んだりしている、んだけど……。
エマ「A、一緒に鬼ごっこしよ！」
どうしてこうなったの！？
おそらくエマは私の行動を先読みして図書室で待っていたのだろう。私は、拒否の意味を込めてフルフルと首を横に振る。
エマ「ダメ！一緒にやるの！今日はコニーにフルートを吹くんでしょ？別に外でもいいじゃん！」
そう。エマの言う通り、
エマ「行くの！一緒に鬼ごっこするの！」
駄々をこねるエマ。
仕方ない。たまにはやってみよう。んで逃げ切る！
エマ「行くよ！」
エマは私を無理やり引っ張って外に出した。どうしてこうもエマは私に構うのだろうか。
みんな「Aが外に出たー！？」
無表情の私と、満面の笑顔のエマ。そんな対照的な２人を見て、みんな笑いを堪えている。
ドン「うへっノーマンが�犁�"だ」
エマ「レイは？」
レイ「パス」
エマ「チェッたまには混ざればいいのに…」
ノーマン「
ノーマン「ほぼ森に散ったな」
ノーマンはそう呟き、森へと向かった。
Side エマ
木登りにかくれんぼや鬼ごっこ。
小さい頃からみんなこの森で遊んだ。
穴のある木、その先にある死角になる岩。
この森は勝手知ったる��
――
けど近づいてはならない場所が２つある。
外へと通じる「門」と
理由は重要ではなかった。
�犹簔�は「外」へ出てはならない"…。
だから私もまだ「外」へ出たことはない。
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夏 - レモン味のかき氷さん、感想ありがとうございます！これからもぜひ拝読していただけたら幸いです。 (2021年3月27日 13時) (
レス) id: 6bc76230b1 (このIDを非表示/違反報告)
レモン味のかき氷 - 面白いです！頑張ってください！ (2021年3月27日 9時) (レス) id: f308ff6fdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏 | 作成日時：2021年3月26日 17時
