27，疑問 ページ29
Side me
ノーマン「あ、そういえばA。聞きたいことがあるんだけど……」
もしかしてバレてる？そう思いながらも私は首を傾げる。
ノーマン「なんでAは今まで
ドン「あ、それ俺も聞きたかったんだ。なんでだ？」
それは話さない！レイと同じタイミングで話すって決めてるし。アンナのことも一緒に。
『話すタイミング決めてるから、その時話すね』
ノーマン「話すタイミング……？」
ギルダ「Aって声綺麗だよね……」
そうかな？嬉しい！
ノーマン「まあそれはとりあえず置いといた、A、僕のこと投げたでしょう。あの時手加減してたよね？なんで？」
さすがノーマン！なんでもお見通し…って感じ？
ドン「あれ手加減してたのかよ！？」
『単純に、怪我してほしくなかったから。なるべく音も立てたくなかったしね』
ノーマン「そうなの？まあともかく手加減してくれてありがとう」
私はフルフルと首を横に振った。そういえば……一応言っとくかな。
『シスター』
エマ「シスターがどうかしたの？」
『聞いてたわ。食堂でのあの会話、全部。明日あたりにカマかけてくるんじゃないかしら』
全員「え？」
一番最初に口を開いたのはレイだった。
レイ「聞いてたって……いつから？」
『最初から』
ドン「だ、大丈夫なのか？即出荷じゃ……」
ドンが問う。
『大丈夫、即出荷はない。私達は農園の利益になる。満期出荷をさせたいはずよ、ママは。
それにシスターの権限じゃ出荷はまず無理。物的証拠があったら別でしょうけど』
これくらいなら言っても大丈夫でしょ。
エマ「じゃ、じゃあ即出荷はないんだよね？」
私はコクリと頷く。
エマとドン「よ、よかったあ」
エマとドン以外「……」
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夏 - レモン味のかき氷さん、感想ありがとうございます！これからもぜひ拝読していただけたら幸いです。 (2021年3月27日 13時) (
レス) id: 6bc76230b1 (このIDを非表示/違反報告)
レモン味のかき氷 - 面白いです！頑張ってください！ (2021年3月27日 9時) (レス) id: f308ff6fdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏 | 作成日時：2021年3月26日 17時
