13，鬼 ページ15
そこには――
トサ…
エマ「ノーマン…」
そこには、コニーの亡骸があった。
「誰かいるのか」
！
ガチャ
「オイ、今声がしなかったか？」
ザッザッ
「気のせいだろ」
ザッザッ
「チッノラ猫なら捕まえて食ったのに」
ザッザッ
「ゲッ…お前猫なんて食うのかよ」
車の下に咄嗟に隠れたのだが、気になるのでそっと覗いてみた。
――なに？
明らかに人間ではない生物はコニーを掴む。
「旨そうだなァ」
「やっぱり人間の肉が一番だ」
何！？何なの！？こいつらがコニーを！？
ドクンドクン
何だ、食べる？人間を？人型の怪物。まるで
ノーマン「
―――鬼？
ママが
『門と森の奥の柵へは危ないから近寄ってはだめよ』
と言っていた。
ママはこれを…。
ママは！？ママは無事！！？
「くそッ…指の先だけでもダメかなァ」
「馬鹿。大事な
農園？人肉？――�狷�″？
――嘘
私たちはずっと食べられるために生きてきたの？
ガチャ
「
「大方終わりました」
「
ザッザッ
「そろそろこの
カッ
ママ「はい。畏まりました」
「
ママ「無論お任せ下さい」
その後、私とノーマンは施設(ハウス)まで全力疾走した。無我夢中で走り続けていた。
ガッ
私はつまづいて途中で転んでしまった。
ノーマン「エマ！」
エマ「ハアッハアッ「鬼」はッ……想像上の生き物で…みんなは…里子に……」
――「農園」？「出荷」？
エマ「ママは…いつもの優しいママだよね…荷台のあの子…コニー…じゃなかったよね？」
ノーマンに質問を投げかけた。
ノーマン「あれはコニーだった」
ノーマンはエマにそう伝えた。
エマ「うっうああああああ…！！」
エマは泣き叫んだ。
その後、私達
スッ
レイ「おかえり」
『……』
レイとAが出迎えてくれる。
レイ「どうだった？」
ノーマン「間に合わなかった」
レイ(手ぶら？)
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夏 - レモン味のかき氷さん、感想ありがとうございます！これからもぜひ拝読していただけたら幸いです。 (2021年3月27日 13時) (
レス) id: 6bc76230b1 (このIDを非表示/違反報告)
レモン味のかき氷 - 面白いです！頑張ってください！ (2021年3月27日 9時) (レス) id: f308ff6fdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏 | 作成日時：2021年3月26日 17時
