12，リトルバーニー ページ14
Side エマ
私達は皆、
コニーのことを、フィルと私とAでぎゅっーと抱きしめた後、ついにコニーの旅立ちの瞬間となった。
エマ「元気でね」
皆で手を振る。
新しい家族ができる。
旅立ちは嬉しいこと。
でもやっぱり別れは寂しい。
10年間ずっと
11歳。次は私達４人の誰かかも知れない
そうして、コニーを見送った後掃除をしていると食堂で……。
エマ「コニー！！！？忘れとるがなー」
ありえるか！？あの会話からこの流れでこんなウッカリ、ありえるか！！？
でもあの子、ちょっとフワッとしてるからいやでもしかし！！！
エマ「ど……どうしよう…」
ギルダ「――って、コニーもう行っちゃったよ？」
レイ「――でもないかも」
レイが言う。
レイ「さっき風呂場の窓から遠く門に灯りがついているのが見えた。見送りについて行ったママも戻ってきていないし、コニーはまだ出発していないんだと思う」
ノーマン「届けてやろう」
エマ「ノーマン」
ノーマン「本当はママに頼んで後から送って貰うのが筋なんだろうけど…�爛灰法爾竜せ�ちを考えたら早い方がいい″――だろ？」
エマ「うん！――Aも行く？」
Aは首をフルフルと横に振った。(私のせいで鬼に見つかりでもしたらレイの計画が全部無駄になる。そんなことになったら意味がないわ)
エマ「わかった！」
私はそう言って、ノーマンと裏口へと向かう。
ガチャガチャ
エマ「だめだぁーやっぱり裏口も鍵がかかってる。そうだよね、ママ留守だもん戸締まりするよね」
ノーマン「問題ない、この型なら開けられる。仕組みがね、知恵の輪レベル」
エマ「えっノーマン！？」
ノーマン「普段は開けないよー♪でも今は“特別”」
ガチャ
ノーマン「後で一緒に叱られよう」
ノーマンはそう言って外へ出た。
そして、私とノーマンは
エマ「コニー？」
コニーとママがいない。
ほわぁぁ…本物の�犲屐蹐澄弔呂犬瓩童�る…。
ノーマン「車の中にはいないよ」
エマ「荷台に載せておけばわかるかな」
私は車の荷台を開けた。
そこには――
トサ…
エマ「ノーマン…」
そこには、コニーの亡骸があった。
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夏 - レモン味のかき氷さん、感想ありがとうございます！これからもぜひ拝読していただけたら幸いです。 (2021年3月27日 13時) (
レス) id: 6bc76230b1 (このIDを非表示/違反報告)
レモン味のかき氷 - 面白いです！頑張ってください！ (2021年3月27日 9時) (レス) id: f308ff6fdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏 | 作成日時：2021年3月26日 17時
