もう1人の最強は、うちは一族でした。【NARUTO】【呪術廻戦】 (ページ2)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:7,559 hit

0. ページ2

《さぁ!続きましてこちら!
赤と黒の瞳!赤のときと黒のとき、
どちらでも美しい!
スタートは300万から!》

とうとう私は売られるのか。

親に売られ、闇オークション出品。

悲しくはない。

イタチ兄さんが里のために自分を犠牲にしたときのほうが悲しかった。

「350万!」
「600万!」
「1000万!」

値段がどんどん上がっていく。

私の持ち主は誰になるのか。

「2億、2億で買うよ。」

そう言った男。

《もういませんか?!
それでは2億の方落札です!》

近づいてくる。

少し垂らした前髪に、優しそうな目。

その目が、兄さんと重なったー

会場を出てすぐ。

「じゃあ、挨拶からしないとね。
僕は夏油傑だ。よろしく。
君も今から夏油になる訳だが…
名前を教えてくれないか?」

『うちは…ツバキです。』

傑「うちは…名字かい?」

『はい。』

傑「そうか。なら、そのままうちはを名乗る?
どうしたい?ツバキ。」

『うちはが良いです。』

傑「分かった。なら、今日から君の保護者になるね。」

『傑…さん。よろしくおねがいします。』

傑「あぁ、よろしく。
敬語を外して貰えると嬉しいな。」

『わかった』

私と傑の出会いは、そんな感じだったー