緑谷と爆豪の幼なじみは水と風を操るチートでした【ヒロアカ】 (ページ45)

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41話ページ45

貴(やば、押しつぶされる！！)

後ろから溢れてくる人の流れに押されて転びそうになったその時

轟｢悠風！！｣

貴｢っ！？｣

間一髪の所で轟が腕を引っ張り助かった

そのまま轟に片手で抱きしめられながら廊下の窓側まで移動した2人

貴｢ありがとう！あと少しで踏み潰される所だった！！｣

轟｢気にするな！！｣

人が沢山いるせいで会話もままならない状況だ

今は轟がAを窓側に寄せ両手をついて押し返しスペースを作ってくれている為ギリギリ会話が出来るがこれがいつまで持つかわかない

貴｢一体どうなってるの！？｣

轟｢校内に誰かが侵入したらしい！！｣

貴｢侵入！？敵ってこと！？｣

轟｢わからねぇ！！｣

その時ふとAが窓の外に目をやるととんでもない光景が広がっていた

貴｢！！！轟君！！｣

轟｢何だ！！｣

貴｢外！！外見て！！｣

轟｢外！？｣

Aに言われ外に目をやると、そこには崩壊した壁からマスコミが一気に雄英へ入って来ている所だった

轟｢マスコミ！！？｣

貴｢みたい！！｣

轟｢じゃあ敵じゃねぇって事だな！！｣

貴｢どうやって壁を壊して入ったかはわからないけど、とにかくこの事をみんなに伝えて落ち着かせないと！！｣

轟｢どうやって！！｣

貴｢問題はそこなの！！｣

と、2人でまた困っていると前方の方から声が聞こえた

飯田｢大丈ーー夫！！｣

貴、轟｢！！？｣

飯田｢ただのマスコミです！何もパニックになる事はありません、大丈ーー夫！！

ここは雄英！！

最高峰の人間に相応しい行動を取りましょう！！｣

貴｢飯田君！？｣

マスコミに気づいた飯田は麗日の個性で浮き非常口のランプの所でそれこそ非常口の人の様なポーズで呼びかけていた