緑谷と爆豪の幼なじみは水と風を操るチートでした【ヒロアカ】 (ページ30)

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28話ページ30

｢ねぇ、君！1年生？｣

貴｢. . .はい。そうですけど..｣

｢こんな所で突っ立って何してるの？1人？｣

貴｢え、その｣

｢1人なら一緒に食べよ？好きなの奢るよ｣

貴｢いえ、結構です｣

｢えー？いいじゃん、一緒に食べようよ｣

グイッ強めに腕を引かれた

貴｢ちょっと、｣

恐らく上級生であろう人物に絡まれ困っていると

轟｢すみません、こいつ俺の連れです｣

掴まれていた腕とは反対側の手を優しく引かれ腕の中に包まれた

貴｢えっ、轟くん？｣

轟｢合わせろ｣

小声でそう言われた

｢横からなんだお前、横暴だぞ！｣

轟｢横暴もなにもこいつ俺と一緒に昼食いに来たんで｣

貴｢ごめんね、人が多くて迷っちゃった｣

轟｢いや目を離した俺も悪かった

. . . って事でこいつは諦めてください先輩｣

｢チッなら最初からそう言えよな！！｣

吐き捨てるように言うと舌打ちしながら食堂から出ていった

貴｢助かったよ轟くん、ありがとう｣

轟｢いや、偶然見かけたら絡まれてるぽかったから｣

貴｢あの、そろそろ離してもらっても...｣

轟｢あぁ悪ぃ｣

貴(びっくりした..)

轟｢で、本当に1人で突っ立って何してたんだ？｣

貴｢実は..｣

お昼を食べに来たものの思ったより混雑しており座る席がなくて困っていたと伝えると
｢俺が取ってる席2人座れるから一緒に食べるか？｣
と誘ってくれた

貴｢轟くんが助けてくれなかったらお昼食べ損なうところだったよ
本当にありがとうね｣

轟｢気にするな｣

因みに轟は冷やそばAはオムライスを食べている

貴｢轟くん本当にお蕎麦好きね｣

轟｢あぁ、世界一好きだ｣

貴｢ふふっ世界一って｣

なんて会話しながら昼食を取り終えあっという間に午後の授業になった

ヒーロー基礎学

ヒーロー科ならではの科目である
席に着き担当の先生を待つ...そして

オールマイト｢わーたーしーがー！！普通にドアから来た！！！｣

貴(ここからでも出久が興奮しているのが手に取るようにわかるわ)

しかし、それは緑谷だけが例外ではない

あのNO.1ヒーローが目の前にいるのだクラスのほとんどの生徒が興奮してザワついている

そして教団の前に立ちオールマイトはヒーロー基礎学についての説明を始めた

オールマイト｢ヒーロー基礎学！！
ヒーローの素地を作る為様々な訓練を行う科目だ！！単位数も最も多いぞ｣

そしてオールマイトは”BATTLE”と書かれたカードを見せた