家というか屋敷だね ページ1
A「あっおとーさん?うん。今向かってる」
真新しいスマホはなかなか使い勝手が良い
A「うん…うん大丈夫…頑張ってね。じゃあまたね」
今私はタクシーに乗って移動中
父と離れて暮らすことになったのは大分前
でも別にすぐ一緒に暮らせるようになるからあまり悲しくない
今日から私は親戚の家で暮らす
今はその親戚の家に向かってるってわけ
A「はぁ…雨降りそうだなー」
運転手「…もうすぐつきます」
A「はぁーい」
ポツリポツリ
A「(あっ降ってきた)」
雨は好きじゃない
こっちの気分まで陰りそうだから
運転手「お客さん、つきましたよ」
A「え?あぁ」
いけない、いけない
考え事してたらついちゃってたみたい
運転手「あの家ですから」
A「あーあの家ねってあの家!?」
運転手が指差したのはまるで西洋貴族が住んでいそうな家だった
運転手「そうです。では私はこれで」
ブロロロロ
A「いっちゃった…いや、えーデカ」
庭もでかくて玄関まで大分歩いた
コンッコンッ
ドアをノックしてみる
A「………」
反応がない…
ガチャ
A「えっ…」
ドア開いた…
不用心だなー
まぁいいや
入らせてもらお
A「おじゃましまーす」
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革ベルト
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ラリナ - あ、もう最高です。もっと早くこんな素敵な作品に出会いたかった、、笑 (2020年8月21日 23時) (レス) id: ba4960ba20 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年2月2日 20時