検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:266 hit

Part13 ページ19

私は沖矢さんに案内されて、ベットのある部屋に通された。

(沖矢)「このベットに自分を先に寝かせられたら、相手の意見を通す…というのはどうです?もちろん手段は問いません。」
A「…本気でいってます?」
(沖矢)「ええ」

ベットはダブルサイズ。
投げられても痛くなさそうだ。

A「分かりました。」
(沖矢)「では…」

ザッと、音をさせて格闘技の構えをとる。
そのまま、先手必勝とばかりに相手の肩めがけて蹴りを放つ。
沖矢さんは腕でそれを受ける。

(沖矢)「ぐっ…!!」
A「えっ…?」

そのまま沖矢さんはうずくまる。
受けた腕をおさえたまま。

A「おっ沖矢さん!!ごっごめんなさい!痛かったですか?」

まさか、赤井さんが避けないはずがないと、次の手さえ考えていた。
沖矢さんに駆け寄り、腕をさする。
すると、沖矢さんの手が腕から離れ、

(沖矢)「捕まえた。」

私の腰を掴み、ふわりと持ち上げた。

A「えっ…!!うわぁっ」

ぼすんっ、と音を立ててベットに投げられる。
 
(沖矢)「僕の勝ち…ですね」
A「ずっずるいですよ!騙すなんて!!」
(沖矢)「手段は問わないので。」

確かにそう聞いたけどっ
悔しい…
こうなったら…

A「おりゃっっ!」
(沖矢)「え?」

思いっきり沖矢さんの腕を掴んでベットにひきこむ。
横に沖矢さんを倒れ込ませた。

A「ふふっ、これでおあいこですね」
(沖矢)「何するんですか。」

こっちの台詞だと言わんばかりに、沖矢さんを突っつく。

A「勝負は勝負なので、今晩だけお世話になります。」
(沖矢)「はい。分かりました。ごゆっくり。」

沖矢さんは、そう言ってベットから立ち上がり
お風呂の説明と、着替え、飲み物の話をして出て行った。

何か、凄いことになっている気がする。
でも、悪くない。
私はお風呂に入るため、するりと部屋を出た。

Part14〜安室・コナンside〜→←Part12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:トリップ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2018年12月13日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。